同窓会 ミニ支部主催のチャリテイコンサート無事終了
2016.11.20
8月24日のブログに音大卒ではないことを書きました。その夏頃から私も幹事として、先輩たちと準備してきたチャリティコンサートが昨日無事に終了。昨年、「一階、もしくはエレベーターがあって靴のまま入れるような会場を探しませんか。」というご提案をさせていただきました。諸般の事情から13回目の昨日、チャリテイコンサートそのものが終了ということになりました。若い人も同窓会行事に入ってきてくださってはいますが、同じ顔ぶれの方が多く、スタート時から皆さん13歳年をとったことになります。「今年で最後と聞いたので何としても参加しようと思って。」と久しぶりにご来場くださったご高齢の大先輩もおいでで嬉しかったです。

「今年はリュートの演奏会」と決まったときにリュート独奏と思ったのでしたが、リュート奏者の
櫻田亨氏をお迎えして、櫻田氏のレッスンをうけているソプラノ歌手の方と同じくレッスンをうけているK先輩のリュートとリコーダー。リュート三重奏あり、リコーダーが入ったり、歌が入ったりの華やかな会になりました。櫻田氏はきょうはもう福岡での演奏とのことでお忙しい中、最終回となるチャリテイコンサートでの演奏をお引き受けいただけてありがたかったです。

同窓会の演奏会は、終了後に演奏家を囲んでのテイータイムがあって、そこで様々な質疑応答があるのも楽しみの一つ。「リュートで窓辺の下で恋人に愛の歌をなんていうこともあったのでしょうか?」という質問には、ヨーロッパは石畳だったり建物も堅牢で狭い路地裏みたいな街並みだと響きが良くて音も届くけれど、日本の木造家屋の二階屋では届かないかもしれませんね。」みたいなお話に一同笑ったり、和やかで楽しいひとときでした。演奏を聴いたあとにテーブルや椅子のレイアウトを変えて、まるで別会場に移ったみたいな雰囲気にしてしまう手際よさがすごいです。

「どうしてリュートを?」という問いに、K先輩が同窓会行事でお箏を弾く体験会があって「楽器演奏って楽しい!」と思われてリコーダーを始められて、その後退職されて(と言われたような?)時間ができてリュートも始められたようなお話で、リュートは2012年から習われているのだそう。まだ数年なのに堂々たる演奏で感服。「ギターをこの年で始めたのだもの上達しないのも仕方ない。」みたいに思っていた自分が恥ずかしくなりました。

13年の間には震災もありましたし、それぞれの同窓生のご家庭でもいろいろあったりしたことと思います。今年で終了は一抹の寂しさも当然ありますが、「つつがなく終えることができて良かった」と思います。感謝あるのみです。

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