下田に毎月通っています
2018.12.01
英国在住の竹内太郎氏のルネサンスギター、バロックギターによる演奏会でのご予約をいただきました。プラネットに演奏においでいたくのは4回目。主催者の真下(ましも)さんがチラシを一週間後ぐらいにお送りくださるそうです。印刷に出されているチラシを添付ファイル(PDF)でお送り頂いているのですが、こちらのブログにはJpegしか載せられないので、後日チラシを頂戴したらアップさせていただきますね。情報だけ一足先に載せておきます。ご予定をたてるのに日程が先にわかっていたほうが良いですものね。1月14日(月/祭日)の14時15分開場、14時30分開演。

前回ブログを書いてからの2週間の間に2回、下田(伊豆)に出かけてきました。一度は義姉妹4人の旅行で、今回で5回目になるその旅行は末の妹がすべて段取りしていて、海と山交互ということで今回は下田に。私は下田の乗馬クラブに移ったことを姉妹たちに話しておりませんので、スーパービュー踊り子で椅子を4人で向かい合わせにして「遠いわね〜。伊豆の先端ですものね。」などと話しているのに相槌をうっちゃったりしておりました。(遠いことに間違いはないので‥。)オバさん4人車中で話して周囲のヒンシュクをかいたくないと思っていたら、同期会なのか20人ぐらいの私たちより高齢の元気なグループがお酒も入って大声で話していて、こちらの会話がお互いに聞こえないぐらいのことでした。そのグループとは予約しておいた昼食の(金目鯛が美味しいと評判らしい)お店もご一緒でした。

「どうしてそんなに遠い乗馬クラブに通わなくちゃならないのか」ということを理解してもらうのは難しいだろうなぁと思うので話せないでおります。近くの乗馬クラブの情報を調べたり実際行ってみたりしましたが、思うようなところは見つかりませんでした。以前通っていた越生の乗馬クラブに他から移ってきた人たちの話を聞いても「前の所では初心者のグループレッスンで、先頭の馬が走り出しちゃったら後の馬も次々走り出しちゃって、皆が次々落馬する場面を見ちゃったら怖くなっちゃって。」みたいな話を聞かされたり。私だってそういう所には行きたくありません〜。

例えば旅先の宿でも「眺めは良いが食事はイマイチ。」みたいなことで<すべて良い>ということは難しいわけですが、下田の乗馬クラブは私にとって「こんな乗馬クラブがあったとは。」と思うぐらい良いのです。ただし遠い。通えるかどうかわからないので一年だけのメンバーになって車で行ったり電車で行ったり色々試しているところです。でも電車でBOSEのノイズキャンセラーのイヤホンで<音楽を聞かずに周囲の音だけ消して読書に専念する>ということにしてみたら、これがなかなか良いのです。今回も往復で平野啓一郎氏の<空白を満たしなさい>を読んで感銘をうけたところです。(ちょっと残ったので帰宅してから続きを読みましたけれど。)前回はヨースタインゴルデルの<マヤ> この二冊は全く違う話なのに根源的な<生きるということはどういうことか>を読んでいる私たちに鋭くつきつけるようなところと、異次元のような変わった話であることは共通しているようで、「こういう本は家で読むより、本から目をあげると車窓からの眺めという非日常の車内で読むのが良さそう。」と思いながら帰ってきました。
同窓会内のミニ講演会のこと
2018.11.22
ここのところ同窓会の行事が続いております。11月の第三土曜日にはプラネットでちょっと早いクリスマスチャリテイコンサートをしておりました。卒業した女子大にゆかりのある演奏家を招いての会で、中には女子大を卒業してから芸大に入り直したような方がいたり。10年以上続いた演奏会でしたから来場される方々も当初75歳だった方は85歳になるわけで高齢化してきたこと、一度お靴のお間違いがあったことから「お靴で入れる階段ではない会場になさっては?」と提案してプラネットでの演奏会は一旦終了となりました。

その代わりにミニ講演会をこの時期にすることになって、昨年はそれがきっかけでネパールの子供たちを支援しているギター二重奏のマリアデユオと直接知り合う流れになったことをこのブログに書きました。先週の土曜日にはミニ講演会の二回目、吉祥寺で<田んぼカフェ>をなさっている卒業生で<メダカの学校>という会を主催して無農薬のお米作りまでなさっている方の講演会がありました。

無農薬栽培のたんぼにはアマガエルやメダカ始め多くの植物、生物も生息していて、虫を食べに鳥たちが集まってくるのに対し、農薬を使っているたんぼで生物は生きられないので静まり返っているそうです。国で許可されている病害虫防除や除草剤などの種類のあまりの多さに圧倒されました。それらは国の許可を受けているので何も表示しなくて良いのだそうです。野菜についてもEUではすでに禁止されているネオニコチノイド系農薬クロアチアニジンというのが2015年から残留基準が改正されて例えばミツバでは100倍、カブの葉などは(食べないと思われているからかしら?)なんと0.02から40ppmと2000倍に緩和されているのだそうです。

水を張った水田は湖沼のほかに雨をよぶ大事な場所であることも。これまでたんぼや畑は国土の大事な部分だったので転用には厳しかったのですが<太陽光発電は緑化とみなす>という法律ができたのだそうです。太陽が照りつけると70度から80度の熱が発せられ上昇気流が発生するし、地面にはツタなどがからみつかないように除草剤がまかれ、それも食べ物ではないので残留基準もないまま。ソーラーパネルは危険物質がいっぱいで処分の目処がたっていない原子力発電の廃棄物と同じではないか?というようなことも。ソーラパネルは火事の光でも発電をするのだそうで。消防士は感電しない装備をしないと消火にかかれないなどなど。家の建て替えで屋根にソーラパネルをみたいに安易に考えてしまいそうですが、考えなくてはなりませんよね。風力発電も支柱を立てるために重機を山にあげるために道路を整備したりで山はズタズタに傷つけられてしまうそうです。しかも上空で気流を乱している。これまで「環境に優しいエネルギー」と思っていたものに裏ぎられた思いで衝撃を受けました。

異常気象や災害はこういったことと関係無しと言い切れるのだろうか?と危機感をもちました。水を張った水田と、そこに置かれたソーラパネルでは温度が違ってきそうですものね。山の斜面が無残に削られてソーラパネルが並んでいるのを見ることも増えてきました。夏の猛暑などはこういったことと果たして無関係なのでしょうか? いろいろ考えさせられた講演会でした。
浦和のギタリスト飯泉氏 ポルギで映画出演
2018.11.15
街にはすでにクリスマスツリーが飾られて年々暮れが早く近づくような気がいたします。ここのところブログに書きたいことが次々身の回りにあって「あれも書こうこれも書こう」と思って頭の整理ができないでおります。

都響のチケットを年度始めに数回分購入しています。行くたびにいつもお見かけする盲導犬を連れた方が、今回初めてすぐお近くのお席でした。今回は池袋の芸術劇場でしたが、サントリーホールでも上野文化会館でもお見かけしています。わんちゃん用にひとつお席を取られていて、ご自分の足元とワンちゃん用の席の足元に敷物を敷くと、慣れたものでその上にくるりと丸くなります。私の右隣の方はその盲導犬に会うのも楽しみに来られているのだそうで「最後の拍手で帰るのがわかって尻尾振って立ち上がるんですよ」と教えてくださいました。前半がブラームスのバイオリン協奏曲、休憩挟んで交響曲4番だったのですが、前半の拍手では立ち上がらず、交響曲が終わっての拍手では尻尾振って立ち上がってブルンブルン体を振って「さぁ、帰りましょ」みたいなことで可愛かったです。演奏中もステージより<ヴィジョン>というお名前らしい盲導犬の方をつい見ちゃっておりました。

土曜日には表参道のカーサモーツアルトという所に私が最初にギターを習った浦和在住のギタリスト飯泉氏とフルートの古野さんのタンゴの演奏会に行ってきました。9月末に浦和で飯泉氏とバイオリンの専光氏のタンゴの演奏会を聴きに行ったときにフルートとの演奏会のチラシをいただきました。私は本来笛吹きで、そもそもギターを習おうと思ったのが8年ぐらい続いたギターフルートの二重奏が解散になってギターの音色が聴けなくなって寂しくなったことがきっかけ。フルートとギター二重奏はこれまでも色々な方の演奏を聴きに出かけておりましたがタンゴの演奏会は初めて。

「タンゴというとバンドネオンと思うかもしれないけれど、(ドイツからアルゼンチンに入った)バンドネオンが広まるようになる前はこんな感じで演奏されていましたと。」いうようなタンゴにまつわる飯泉氏の解説も。フルートギターの演奏会で<タンゴの歴史>や<リベルタンゴ>が演奏される機会は多いですが、全曲タンゴ(正確にはミロンガなど)というのは初めて。楽しく聴いてまいりました。

一つには演奏会場だったカーサモーツアルトというサロンへの関心もあって出かけてみたようなことでした。オーナーの亡くなられたお父様が1983年にモーツアルト愛好家の集う部屋として造られたのだそうです。欧州で買い集められた楽譜や書籍などが本棚に。部屋の壁面にもモーツアルの絵やレリーフなどが飾られていました。文字だけでモーツアルトの顔が描かれているようなのが気になってそばによってみたら、ランゲ作の<ピアノに向かうモーツアルト>という有名な未完の作品の顔の部分をモーツアルトの全作品を文字の濃淡で綴って、遠くからみるとモーツアルトの顔に見えるようになった作品なのでした。お父様が亡くなられてから「もっと生活に生演奏を」ということでセミプライベートのようだったお部屋を音楽愛好家に解放されたようです。我が家(自宅)と同じTANNOYのスピーカーにピアノは木目の綺麗なベヒシュタインが置いてありました。モーツアルのピアノ曲などのイベントもあるようでモーツアルトファンにはたまらない音響と空間だろうと思います。カーサモーツアルトは3階まで外階段。「あら!3階まで階段はプラネットと同じ」と思ったことです。

表参道ヒルズ内でクリスマスイルミネーションが公開されているとのこと、浦和からの<おのぼりさん>なので地元の方にご案内いただいて見てまいりました。表参道ヒルズは同潤会アパートの建て替えであること、それを再現した建物が一部残っていることなどご案内くださった方が説明してくださいました。

飯泉氏ご自身はご自分のブログには書かれていないかもしれないのですが、<ポルトの恋人たち>という映画に出演なさっているのだそうです。映画の主人公が演奏するポルトガルギターの指導をなさった流れでそうなったのだとか。明日は新宿での映画館で夜の部の上映前にポルギの演奏も披露なさるのだそうです。浦和のギタリストの話題として載せておこうと思います。YOU-TUBEに予告編があったので飯泉氏は(予告編には)登場しませんがご紹介させていただきますね。(追記:飯泉氏のブログにちゃんと紹介されていました。良かった! ご本人の了承を得ないでこのブログ書いちゃったので‥。)

岩槻のホール ほか
2018.11.05
昨日の発表会は岩槻駅前のコミニュテイセンターでした。広さも(客席は自分たちで椅子を並べるのですが100名まで)雰囲気もとても良くて、スタジオに下見に来られるような方にもご紹介するのですが「ちょっと遠い。」と言われる方が多いです。確かに大宮駅の東武線へ乗り換えでちょっと歩くのですが、急行だと次の停車駅が岩槻ですし、なにしろ降りて徒歩1分の所にあるので、南浦和の文化センターなどより地の利は良さそうな気がします。市民会館浦和もこれから新しく建つビルに移るという話ですが、こんな感じのこじんまりしたホールがあったら嬉しいと思います。照明なども良い感じです。


ホールがある公的な建物に「政令指定都市15周年」の垂れ幕とともに人口が130万人になったことが掲げられていました。合併してさいたま市になって15年になるのですね。

昨日は朝のうちに12月ご利用の方へ振込用紙の発送の準備をして駅に向かいながら投函しました。本来「ご利用料金は一ヶ月前までにお振込をお願いします。」ということにさせていただいているので、10月末には発送しなければならなかったのですけれど遅れてしまいました。郵便局の振込用紙にはご利用日時や調律の有無などを記入できるので、それがオーバーブッキングやお互いの勘違いを防ぐ最後の砦のようになっています。

きょうは郵便局や銀行まわりなどしながら、来年2月の芸術劇場での清水和音氏の演奏会のチケットをセブンイレブンで購入してきました。予約は電話で受け取りナンバーをいただいて、コンビニで発券って便利な時代になりましよね。先日芸術劇場でチラシを見て、清水和音さんのお名前をいただいて「和音さん」をお嬢さんのお名前にした友達にお知らせしたら、芸術劇場に出向いてその日のうちにチケット買われたのだそう。早い!

清水和音さんのお父様はアコーデオン奏者で、スタジオプラネットで文部省唱歌などを始めとする日本や世界の歌曲を歌うような集いの伴奏者として長らく月に一度来られていました。にこやかで気さくな方でした。その歌の会も高齢化して三階が大変ということになって他の会場に移っていかれました。

先々月だったかしら、新大久保の楽器店での佐久間由美子さんのフルートの演奏会に行ってきたのですが、地下二階か三階ぐらいまで階段をぐるぐる回りながら降りていく会場で、業務用のエレベーターだけがありました。あちらは地下でプラネットは地上だけれど「階段だけということではほとんど同じだわ。」と思いました。「三階なのにエレベーター無し」ということに、そんなに引け目を感じなくても良いのかもしれないと思ったことです。
明日はフルートの発表会
2018.11.03
明日は某会場で私自身のフルートの発表会。与野でのフルートアンサンブルに所属していた頃、指導をしてくださっていた先生に、スタジオで5人での別アンサンブルを見ていただくようになりました。それが2人に減ったり3人になったりしていた頃、同じ先生の指導を他でうけている方たちとプラネットで内輪の発表会が始まりました。会場を(無償)提供するのは日頃お世話になっていることですし、自分が楽器持って遠出しなくて済むので良かったのですが、当日、発表会だけでなく、その後の打ち上げの会場の手配やら、先生や伴奏者への花束の手配など一切自分が仕切るようなことになって(そういうのが苦手な私には)結構大変。それに気がついた先生が別会場で発表会をしましょうと提案くださってホッ。

いつも思うことですが、私はハードだけを提供する側。ソフトはご利用になる主催者がという組み合わせで、日頃の演奏会や練習会が成り立っております。スタジオを立ち上げたばかりの頃、しばらく年に2回だけでしたが自主企画の演奏会をしておりました。自分で演奏家を招いて演奏会を開いてみて、ご利用者の方々には照明や空調を始めとする会場説明の仕方もわかってきたようなことでした。自分で主催してみる体験は必要だったと思います。


スタジオを造る前には、「私は(親しい音楽仲間に)入口の鍵を貸すだけ」ぐらいに考えていました。でも実際に演奏会を開催してみると段取り始めいろいろと大変。主催者と演奏家が違う場合でもけっこう大変なのに、借りてくださる責任者がご自分も演奏で参加するような内輪の会がプラネットでは多いので、会の段取り進行などに気を配りながらご自分も演奏を披露するというような方たちには本当に頭がさがります。当日より事前準備が大変だったりいたします。


話変わって、自宅でフルートの練習はオーデイオなどがある部屋で、ギターは姿見の前で姿勢見ながらなのでクロゼットのある部屋でと別なのですが、先日、ギターをたてかけてある部屋でフルート吹いたら曲の最後のH(シ)に合わせてにギターが鳴っているのに気がつきました。気をつけてみたら曲の途中でも開放弦(ミ、ソ シ ラ)と同じ音では弦が共鳴してかすかに鳴っているのでした。レだけが共鳴しなかったのは弦が緩んで音程のズレ幅が大きかったみたい。


明日はヘンデルのフルートソナタを吹くことになっています。三人でのアンサンブルもあって同じヘンデルの<流るるはあつき涙>。ヘンデルのフルートソナタは40年ぐらい前に吹いて以来です。若い頃と曲の理解や思い入れが全然違っています。「年齢を重ねるってこういうことか。」と思ったりします。「50歳から人生は楽しい」みたいに言う人がいますが、私も若い頃より今の方が楽しくなってきているように思います。

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