ギターの発表会 終了
2017.03.24
先週の土曜日に、私がギターを習っている大坪先生の生徒さんたちの発表会がありました。スタジオでの発表会は5回目。毎回、先生にフルートとの二重奏をしていただいています。厚かましく私の拙いフルートと合わせていただく代わりに無償貸し出し。初回には私がプライベートなメールアドレスとしてもつかっているポンセのestrellita(エストレリータ)、以後、ピアソラのタンゴの歴史、ピアソラのアヴェマリア、前回は映画音楽のニューシネマパラダイス。肝心のギターの方は発表会で何を弾いたのかエチュードが多かったこともあって記憶がさだかではありません。

これまではご自宅でレッスンしている生徒さんだけの内輪の会でしたが、今回初めて赤羽や大宮などで習っているギターやウクレレの方達との合同で、二胡のゲスト演奏あり、オカリナありで変化に富んでいました。演奏後にテーブルを出しての茶話会。「ちょっとしたお茶菓子持ち寄り」ということでしたが、ワインありビールあり、お菓子やおつまみもたくさん並んで和気藹々の楽しい交流会となりました。

今回は、私がギターを始めるきっかけをつくってくださったギタリストの飯泉昌宏氏編曲のメキシコではスタンダードナンバーの<時計>を弾きました。ネットで楽譜をダウンロード購入したのを大坪先生にレッスンしていただきました。この曲は日本だと何十年も前にグラシェラスサーナさんが日本語で歌ったのが最初だったかもしれません。日本語では「時計を止めて」と歌われていますが、オリジナルのスペイン語では時計に「時を刻むのを止めて」という歌詞で、夜が明けてしまうと別れなければならない恋人との時間が過ぎ去るのを惜しむような内容の切ない歌です。

昨年の秋に義姉妹4人で旅行した先のホテルのラウンジでメキシコ人のピアニストさんが弾き語りをしていた中に、この<時計>もありました。スペイン語の歌詞で歌われているのを思いがけず聴くことができて嬉しかったです。「写真を一緒に撮らせていただけませんか?」と(スペイン語で)話しかけて「時計は私が大好きな曲。驚いたし嬉しかったです。」ということもお伝えしました。もうメキシコに帰国なさるところとのことで、タイミングよく聴けてラッキーでした。

発表会での私の演奏は褒められたものではなかったですが、大坪先生が最初のご挨拶の中で「発表会でこの椅子に(演奏するために)座ったらそれだけで100点です。(参加して人前で演奏することに意義がある)」と言ってくださったので楽な気持ちで弾くことができました。you-tubeで見るといろいろな歌手がうたっています。歌う人によって雰囲気もかなり違っています。ルイスミゲルの歌をご紹介しておきます。

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