ジェラール アビトン演奏会
2018.09.04
マリアデユオが企画する演奏会のチラシ。カフェラルゴさんは南与野に同名のお店がありますが都内の別の所です、お間違いのないように。演奏会翌日(10月21日)に公開レッスンもあります。チラシの裏側に情報が載っているので後ほど詳細を追記させていただきます。ただいま出先(甲府)でパソコン内にチラシの表面だけ入れてきてしまったものですから。日時や申込先などの詳細、このチラシから読み取れるかしら?アップしたのを確認して判読しにくそうなら公開レッスンの情報とともに後ほど追記させていただきますね。同じ21日にはスタジオプラネットでは私がギターを習っている大坪先生と新野英之氏のギターの演奏会があります。そちらの詳細も近々わかったらブログに載せておきます。



足のリハビリで石和温泉にある温泉病院に一泊で来ています。山梨へは圏央道経由で東京、神奈川を通って来ていますが、昨年初めて秩父を回って雁坂峠を通って来てみました。温泉病院周辺には「雁坂みち方面」という標識があちらこちにあるので一度通ってみたいと思っておりました。「山梨県は埼玉県と接しているお隣の県」ということを実感。知人にそれを話したら、真っ先に「日本武尊も通られた道よね。」

今回は石和温泉ではなくお隣の甲府にある湯村温泉に来ています。石和温泉は昭和にはいってブドウ畑から温泉が湧いた新しい温泉地ですが、湯村は808年開湯、北斎の絵に描かれていたり、信玄の隠し湯と呼ばれていたり歴史ある温泉地。太宰治を始め多くの文人たちも逗留してきました。近年、老舗旅館の湯伝というところが廃業したのに始まって寂れているのが悲しいです。富士屋ホテル(箱根にあるあの富士屋ホテルの系列/国際興業)も売却されて経営者が変わるそうです。

洋子姉さんからはギターで今後何をしたいかだけでなく「これからの人生どう生きていきたいか?」ということも尋ねられました。マリアデユオのお二人が書と画を描かれた<よし地蔵>はこのブログでもご紹介したことがありますが、来年は英国とドバイで展覧会をなさるのだそうです。ネパールに音楽学校をすでに造られていますが、その先の音楽大学を作る壮大な夢に向かって邁進しています。圧倒されます。

私はこのスタジオを造るのが夢で、20年以上も前にその夢がかなったわけでした。足を悪くして開店休業状態になってから、股関節症の患者さんたちを励ますようなことにシフトしておりました。整形外科に行って「変形性股関節症です。このままだと歩けなくなります。」とまるで脅かすかのように人工関節の手術を勧められてショックのあまり鬱っぽくなってしまうような人たちがあまりに多いので、「手術したくなかったり、家庭環境で手術できないような場合、保存療法という穏やかな方法もあります。」ということをお伝えしていくのが私の使命のように思ったりもしてきました。今や保存療法ということも世の中に知れ渡るようになってその役割を終えて、スタジオに戻ってきたといったところでしょうか。
2018.09.04 08:44 | 固定リンク | 未分類
マリアデユオ 洋子ねえさんのお宅に
2018.09.01
きょうから9月ですね。8月末の水曜日から金曜日は<第5週>ということでポッカリ予定が何もない日ができました。、以前から一度伺いたいと思っていたマリアデユオの藤森洋子さんのご都合をお聞きしたところ運良くOKをいただき出かけてまいりました。

先月、今年で3回目になるアポヤンドギターフェステイバルをちょっとだけ聴きにでかけながら「昨年のこのアポフェスで、<ネパールの子供たちに50本のギターを>というクラウドファンデイングのチラシを見たのがマリアデユオとの出会いのきっかけだった」と感慨深く思い出しました。その後の経緯は何度かこちらのブログにも書いてきたようなことで、今や藤森さんを「洋子ねえさん」と呼ばせていただくようにまでなっております。


洋子ねえさんのところへの行き方を降りる駅から徒歩の道筋まで念入りにグーグルマップで調べました。「西船橋まで車でお迎えにいきます。」というメールを頂戴して「あら嬉しい」。当日、武蔵野線乗り場で電車を待っていた私は「南船橋行き」というの見て「終点で降りればよいのだわ。終点なら安心!」と(早トチリゆえに)思い込んでしまいました。買ったばかりのBOSEのノイズキャンセラーつきのイヤホンで電車の騒音が消えて静寂な音楽環境に感動しながら聞き惚れていたらいつのまにか終点に。電車下りて、指定通りの階段を下りたのに目印の信号が見当たりません。姉さんに電話して「確かに改札出て左? 右の階段おりた?」みたいなやりとりをしたけれどラチがあきません。そうこうするうち私が<南船橋と西船橋を間違えたこと>にようやく気がつきました。


初めてお邪魔するのに自分のドジさ加減にかなり落ち込みました。戻る電車は15分も待つようなことで洋子ねえさんを30分もお待たせすることになってしまいました。お詫びのショートメールを入れたら「会う楽しみが増しました。」というあたたかなお返事が来て涙ぐんでしまいました。以前スタジオを手伝ってくださっていた相方はキチッとした人でしたから、私のドジさ加減に「そんなことじゃ、やってられません〜。」とよく呆れられたものでしたから。


洋子ねえさんのお宅は「こんなに綺麗に暮らしてる人は見たことがない。」と思うぐらいでした、ホテルの一室のような生活感の無い、それでいて趣味の調度品が飾られた素敵なお部屋に通していただきました。開口一番「ギターで何がしたいわけ?」と聞かれました。例えばバッハの曲などに憧れているなら「この一曲だけでも」と思うような憧れの曲を丁寧にさらうようにして身につけるとか‥みたいなお話など。私はフルートでメロデイだけなら吹けるわけだから、ハーモニーを奏でたいこと、それに簡単な弾き語りもできたらしてみたいなことも。(フルートは吹きながら歌えませんものね。ミカラペトリさんがリコーダー吹きながらハミングみたいになさるのを聴いてびっくり。)


長くなってしまうので、マリアデユオが企画なさっている10月のジェラール アビトンの演奏会のご案内も含めて次回に続きを書くことにいたします。

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