スタジオご利用の人数について
2018.09.10
「何人ぐらいの会場ですか?」と尋ねられることがあります。演奏会の内容によって変わってくるので回答が難しいです。<ステージがあって客席固定>の会場ではないので客席のしつらえで変わってくるからです。ピアノのソロ、弦楽四重奏のように演奏者の数でも違ってきますし、ドリンクサービスをつけるのかつけないのかでも違ってきます。(その場合、来場者の動線があるので50名ぐらい)テーブルも出して「軽食のようなものを並べて着席して聴く」ということであるならもっと少なくなります。(テーブル5台だして6人づつ着席で30名ぐらいまで)

スタジオの椅子は背もたれ付きがスタジオ内に48脚、背もたれのない椅子が収納庫に20脚あります。つまり椅子は全部で68脚。背もたれつきの椅子は12脚づつ4つに分けて積んであって、うち2つはキャスターつきのラックにのせて置いてあります。


背もたれつきの椅子は本来50あったのですが、「張り替えしようかしら?」と思った2つをキャスターの一番下に縛り付けてしまいました。これは一つにはキャスターへ椅子の置き方が難しいようで、終了時に片付けようとして一番下の一脚を間違った角度でのせると積みあげた時にキャスターが動かなくなってしまうために置き方のサンプルの意味合い。

もう一つは「お客様が70人ではなくて、演奏者、スタッフ、含めての数が70」ということを下見にきていただいた方に印象づけるため。つまりバイオリンとピアノのように演奏者が二人いたら、スタッフも着席で聴くとして客席は68にしていただきたいと思うからでもあります。

「椅子を持ち込んで100席にして利用していいですか?」と聞かれて、100席のほかの会場を探してくださるように申し上げてお断りしたことがありました。スタジオの雰囲気としては落ち着いてサロンコンサートをということであるならゆったりと30人ぐらいでのご利用が最適と思います。その場合、キャスターに積んだまま椅子を収納庫に片付けてしまうことができて便利かと思います。

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