この一週間のこと
2018.10.27
あっというまにマリアデユオ企画の都内での演奏会、翌日のスタジオでのギター演奏会から一週間経ってしまいました。プラネットでの新野英之氏と大坪純平氏の演奏会においでくださった皆様どうもありがとうございました。素敵な演奏を聴かせてくださったお二人に感謝!  プラネットの広さはギターの響きにちょうど良いのではないかしら。演奏家のお二人も気に入ってくださったようで「次回を計画したいよね。」とおっしゃってくださっていました。

その前日、マリアデユオ企画の演奏会には都内在住の高校時代の友人を誘ってでかけました。メール交換だけで「会うのは3年ぶり」と彼女から知らされてびっくり。3年と言ったら中学や高校に入学して卒業するぐらいの年月。会場となったカフェで彼女が最前列に席をとってくださっていました。「ギター界では知らない人はいないのよ。」と紹介された方がお隣で、ステージでお見かけしたことのある著名なギタリストさんも来られていて盛況。フランスから来日されたジェラールアビトン氏の演奏は素晴らしく、「来年もまた日本に来たい」と言われていましたから今年聴けなかった方は次回には是非!

友達とはその後池袋に出てベトナム料理のお店に。友達が話題にした「ふげんびょう」というのを知らなくて「どういう字?」と聞いたら「夫源病」とのこと。文字通り旦那さんが原因で体調を崩すようなことで、ネットで見てみたらいわゆる更年期と言われてきたものも夫源病だったりするようなことが書いてありました。職場のストレスなら我が家に戻って解放されるでしょうが、家にストレスの原因が居るのでは大変そう。

22日23日は温泉病院に足のリハビリに。温泉病院に通い始めたときに(今は他に移られた)療法士さんに「スタジオと足とどっちが大事?」と言われてスタジオを一度はやめようとしたのでした。調律師さんが「調律がある貸し出しは代行します。」ということで、調律をつけてくださる方のみの貸し出しに限定してスタジオを続けてこられたようなことでした。跛行はしておりますがリハビリの甲斐あって痛みは解消したので私もスタジオの貸し出しに少しだけ復帰できました。「今回で温泉病院通いも御終い」と思って菓子折なども持参して「おかげさまで足の調子も良いのでしばらく様子を見ようと思います。」とご挨拶。療法士の先生は「リハビリは好きなことをするためにしていること。好きなことが自由にできるようになったのなら時間とエネルギーは是非とも好きなことに使ってください。」と言ってくださって感激。逆に「こんなに良い療法士の先生とこれっきりにしたくない。」と思ってしまったようなことでした。

勝沼インターをおりて山に囲まれたぶどう畑沿いの道を走って、笛吹川を越えて温泉街に入るところで故郷に帰ったような気になって「今回が最後」と思ったら、たまらなく切なくなりました。結論として「車検のように年に2回、比較的時間のとりやすい2月8月にメンテナンスのように来ることにしよう。」ということにしました。

温泉病院でのリハビリが1時半と早く終わったので、初めて青梅街道を通って帰って来ました。高速をつかって2時間強ぐらいで往復しているところを柳沢峠から奥多摩湖をとおって道の駅などで休憩とりながら6時間かかって帰宅。カーブの多い山道でしたが紅葉が始まっていて、自宅から観光で出かけるには遠いけれど、山梨の温泉病院からの帰りの片道なら走りとおせます。昨年の秋には秩父から雁坂峠を走って温泉病院に向かって紅葉を楽しんだことを思い出しました。柳沢峠の現代風茶店(?)での湧水によるコーヒーが美味しかったです。学生時代、吉祥寺にいたので青梅街道は馴染みがあって、青梅街道を山梨側から走れたのは嬉しかったです。
健康長寿
2018.10.19
AIが導きだした健康長寿について取り上げたNHKの番組ご覧になりましたか? 平均寿命と健康寿命が異なることはよく言われますが、男性では9年、女性では12年も開きがあるのだそうです。晩年12年も寝たきりでは悲しいです。番組の最初に「食べ物より運動より◯○」というようなことで、見ている側は「え?それってな〜に?」と思うようなことでした。

番組の詳細について解説したページをブログの最後にご紹介しておきますので、関心のある方はそちらを見ていただくとして、○○にはいるのは実は<読書>ということでした。健康寿命が一番長いとされる山梨県に行ってみたら図書館が多い(人口に比してだったかしら?)というようなことで私が温泉病院に行くと、リハビリの予約時間まで待つのに立ち寄る図書館も映りました。病院から一番近いこじんまりした図書館は最近閉鎖されてしまったのですが、かなり大きな二つの図書館が車をちょっと走らせた所にあります。「神の雫」のような漫画もあるのにちょっと驚いたり。第二の故郷みたいになっている山梨が健康長寿日本一というのはちょっと嬉しい気がしました。


話とびますが、草笛光子さんの舞台「6週間のダンスレッスン」見てきました。友達にその話をすると「テレビで練習風景を見たわ。」と言う人が多いです。舞台の最初では66歳というような自己紹介で始まるので「お若い役の設定なのかしら。」と思っていると途中で口をすべらせて84歳とうっかり実年齢を言う場面があって客席の笑いをとっていました。ダンスレッスンを受ける話ですから、ワルツやタンゴを実際踊ります。身のこなしが軽やかで素敵、すっかり憧れてしまいました。図書館で「いつも私で生きて行く」という草笛さんの本を借りてきたらパーソナルトレーナーをつけての筋トレは70歳を過ぎてからできっかけは2006年初演の「6週間のダンスレッスン」だったのだそう。


日経おとなのOFFの表紙に「驚きの84歳」ということできくち体操の創始者の菊池和子さんが載っています。草笛さんと同じ84歳。女性の健康寿命は平均で74歳ということですからお二人のようにそれを上回って溌剌としている方を目標としていきたいと思うこのごろです。

番組の詳細 http://www.nhk.or.jp/lifestyle/article/detail/00692.html
ネパールの少年のギター
2018.10.11
「レッスンをやめたらギターを弾かなくなりそう。」と思っておりましたが、やめてから1日も欠かすことなく弾いています。「練習せねばならぬ」という気持ちから解放されて気楽になったみたい。(苦笑) マリアデユオの洋子ねえさん(藤森さん)と会うのにお茶を飲んだりランチをしたりというよりは年に2.3回でもギターをみていただきたいとお願いしたところです。

ギターレッスンをやめようと思った動機のひとつはフリーの日(昼間)がほとんど無くなってしまっていたこと。(フルタイムでお仕事なさっている人は皆さんそうなのでしょうけれど。)<スタジオを初めてご利用の方>にはあらかじめ下見に来ていただいて納得した上で借りていただくようにしているのですが、その下見の候補日を挙げるのも難しくなってしまいました。友達3人で会うのも都合が合わなくて「またの機会に」と断念したり、同窓会のこの地域のミニ支部の幹事会も書記をおおせつかっているので参加したいと思うのに欠席になってしまったり‥みたいなことで。何を削ろうか?と思った時に、優先順位から考えて、”いっこうに上達しない”ギターレッスン(月二回)と足のリハビリで通ってきた石和の温泉病院(一泊二日)をやめることにした次第。これで月に4日フリーの日が増えました。

マリアデユオが<ネパールの子供たちに50台のギターをプレゼント>というクラウドファンデイングをなさっていたのに関心を持って協力させていただけたのは「ギターを習っていればこそ」でしたから、「それだけで自分がギターと出会った価値はある」という気がしております。寄付した人の名前をギターに入れてくださっています。個人名だけでなくプラネット>とスタジオ名も入れてくださってある写真が送られてきて感激。ネパールで私が送ったギターを弾いている少年がいると思うとほのぼのした気持ちになります。

ギターを持った嬉しそうなSapana Sahahi 君の写真と自筆のお礼のカードを送っていただきました。指さしている先にスタジオと私の名前が書かれています。50台のギターを手に持った嬉しそうな子供たち全員の集合写真も同封されてきました。それまでは少ない台数のギターを交代で弾いていた子供たちは自分たちの楽器を各自持って練習することができるようになりましたし、今後ギターオーケストラも始めるのだそう。先日聴かせていただいた浦和ギターマンドリンクラブのような本格的な曲に取り組むのはまだ先の話としても、一人で弾く楽しさの他にアンサンブルの楽しさも味わえるってなんて素敵なことでしょう! マリアデユオの行動力、本当に素晴らしいと思います。

浦和ギターマンドリンクラブ 見学させていただきました
2018.10.06
浦和ギターマンドリンクラブの岸町公民館での練習を見学させていただいてきたところです。実は先月でギターレッスンを辞めました。「レッスンを辞めてしまうとギターから遠ざかってしまいそう、ギターと縁が切れるのは寂しい。ひょっとしたら私でもお仲間入りできそうかしら?」という気持ちもちょっとあってのこと。
(前のブログに書いた)プラネットでのギター演奏会のチラシを浦和ギターマンドリンクラブでご予約くださっている方に送ろうと思っていたところに、前にご案内した<フランスから来日するジェラールアビトン氏の演奏会に残席がある>とマリアデユオから周囲へのお誘いの依頼がありました。浦和ギターマンドリンクラブは地元での練習とお聞きしておりましたので 、チラシをお送りする代わりに会場に届けながら見学をしてこようと思った次第。

浦和ギターマンドリンクラブは来年の定演で40回を迎える歴史ある会。韓国のマンドリンクラブとの交流もなさっているのだそうで、休憩時間には韓国から帰国なさったばかりの会の代表のかたのお話をうかがい、韓国のお土産のお菓子が配られて私まで頂戴しちゃいました。(ごちそうさま!)

見学させていただくことをご快諾いただき会場に出向いたら、演奏なさっているお隣に座らせていただいてご親切に楽譜まで見せてくださいました。演奏しないで目で楽譜を追うだけでも大変。私は万年初心者でギターを弾く手元を見たりもするので、「手元を見て楽譜から目を離したら、どこを演奏しているのかパート譜だと迷子になりそう。」とまず思いました。メロデイに対してのギター伴奏で同じようなリズムパターンだったりするとなおさらです。「このテンポでは私にはとても無理。4倍ぐらい遅くしか弾けない。」などと思ったり。最後に<失われた都/鈴木静一>という交響詩の練習をなさったのを聴かせていただいたときに、「私には到底無理!」とお仲間入りのあきらめがつきました。素敵な曲で、すっかり気に入ってしまったので、それが演奏される来年7月の定期演奏会を是非聴きに行こうと思いました。

<オーバーザレインボー、太陽がいっぱい、日曜はダメよ>などおなじみの曲に加えて、スタジオプラネットのテーマ曲(と私が思っている)<星に願いを>から始まるデイズニーのメドレーがあったり、聴いていてもとても楽しくて、そんなふうに奏でられる方たちを羨ましく思いましたし、フルートアンサンブル時代を懐かしく思い出したりもしました。私が所属していたフルートアンサンブルは11年目に解散になりましたが、メンバーが重複していたいくつかのアンサンブルは続いていて、10月20日はそちらの合同の演奏会も地元(与野)で開催されます。そんなふうに10月20日はいろいろなイベントや演奏会が重なって、ジェラールアビトン氏の演奏会に残席がでてしまったようです。お時間のあるかたは是非いらっしゃいませんか。パワフルなマリアデユオのお二人とも会えますよ〜。(詳細は9月4日7日のブログに書いてあります。)

浦和ギターアンサンブルの皆様、見学させていただきどうもありがとうございました。思いがけず、かなり前にスタジオを某マンドリンクラブの練習会場としてご利用だった方から声をかけていただいてびっくり。マリアデユオとお知り合いのかたがいたり、(21日のスタジオで演奏なさる)ギタリストの新野氏のレッスンをうけていたのですよとお声かけくださったかたがいたりして嬉しかったです。you-tubeで過去の演奏会の模様も聴かせていただき、定期演奏会がますます楽しみになりました。
2018.10.06 22:23 | 固定リンク | 地元の話題

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