地球上で38億年の生命/プラネットの名前の由来
2019.09.28
ギター二重奏のマリアデユオのことを何度か書いたことがありましたが、8月22日毎日新聞の夕刊にお二人のインタビュー記事が載りました。我が家は毎日新聞ではないので図書館に読みに行ってきました。二人の写真入りでネパールの子供たちに50台のギターを送ったクラウドファンデイングのことなどが書かれています。スキャナブルでevernoteに保存したのを様々なキーワードで検索してみているのですがちょっと見つからなくて。有料のevernoteでは文章中の言葉でも検索できるはずなのだけれど? 後で探すときのためにタグをつけておいたほうがよさそう。

マリアデユオのお二人はお互いに「ねえさん」と呼び合っていて本当に仲よさそう。年上の藤森さんをそう呼ぶのはわかるけれど、年下の菅原さんをそう呼ぶのは「姐さん」という雰囲気だからかしら?と思ったりもいたします。一匹狼の私はそんなお二人を見て羨ましく思っておりました。藤森さんと何度かお会いして人生相談みたいなことをしているうちに「洋子ねえさん」と呼ばせていただける間柄に。この年になって初めて「ねえさん」と呼べる人ができました。
お互いに忙しいのでなかなかお会いできませんが、きょうはこれから洋子ねえさんに会いに行ってきます。

アマゾンプレミアで「ELEMENT シャーロックとワトソン」を 見ています現代のニューヨークに住むシャーロックと女性のワトソン二人の探偵の物語シリーズ2の12の中で日本語字幕では自分と理解し合えるたった一人の人だから」という場面で "the only person on the planet" と言っているのを聞いて「あプラネットと嬉しくなりましたこの地球上に何億という人がいようとその中でたった一人ということが良くあらわれていると思います

この夏、大阪の高槻にある生命誌研究館の見学をしてきました。この地球上に生物が誕生してから38億年の時間の流れを様々な角度から展示したり映像で見せてくださったり。DNAのような私の理解を超えているようなことも多かったですが和田誠さんの生命誕生からの歴史を視覚的に端的に表したイラスト始め楽しい展示も。現在私たちの身の回りにいる<生きとしいけるものすべて38億年前に始まった生命誕生のルーツを共にしている>ということ。途中で途絶えていれば今その子孫は生きてはいないわけですものね。当たり前といえばあまりにも当たり前のことなのですが、人ばかりでなく蝶を見ても子犬を見ても「38億年前にさかのぼると親戚みたいなものよね。」と思うようになりました。

この地球上に生命誕生の不思議、100年前に生まれても違う地域に生まれても出会えなかった人たちと出会えることの不思議、時間と空間を織り込んでスタジオにプラネットと名付けたのでした。
2019.09.28 09:49 | 固定リンク | 未分類
お出かけが続いて
2019.09.24
毎日のように「きょうこそブログ更新しよう。」と思うのに、あっというまに一日が終わってしまいます。7月の末に福島の相馬野馬追を見にでかけてから、ほとんど毎週のように遠出をしておりました。その一連のお出かけが9月12日からの倉敷/直島/大塚国際美術館 で一段落したところです。

スタジオが入っているビルの一階、TSUTAYAから代わったスポーツジムは「オレンジセオリー浦和に上陸!」ということで、オレンジ色を前面に出して今盛んにメンバー募集をしています。これまで「TSUTAYAのビルの3階」と説明しても、お店が引っ込んでいてわかりにくかったですが、今度はオレンジが目印になりそうです。室内の入り口付近で会員募集をしていましたが、内装工事がそこまで広がってきて室内は使えなくなって、外にビニールテントを張って会員募集しています。台風15号のような強い風には耐えられないのじゃないかとちょっと心配。


10月から消費税の改定で、スタジオの利用料金も変わります。一例としてこれまで土日の午後枠ご利用の場合、ピアノ利用料込みで18000円に消費税で19440円でしたが、10月1日から19800円になります。ご利用者へのご案内はせずにご予約をいただくときに個々にお知らせしてまいろうと思います。


倉敷は「ひかりは西へ」というキャッチコピーで新幹線が大阪から先へ延びる直前、ユースホステルに泊まりながら行って以来。当時、ガイドブックの紹介を見ながら入ったエルグレコという喫茶店がまだあって嬉しかったです。外から中が見えない造りなのでこわごわ入ってみたら、店内は昭和にタイムスリップしたようでした。昭和38年から続いているとガイドブックに載っていたような‥。今回はアイビースクエアに宿泊。水道の蛇口が下に押すと流れ出るタイプだったので「阪神淡路の震災以前の建物」と思いました。あの震災以降、上に上げると流れ出るタイプの蛇口になったと聞いています。大原美術館にも近いし、白壁土蔵の美観地区にすぐ行けるしなかなか良かったです。


直島はキアヌリーブスがおしのびで来られていたとかでびっくり。直島って海外セレブに人気なのだそうです。知らなかった〜。直島の家プロジェクトの<南寺>は善光寺の胎内めぐりみたいに真っ暗で何も見えなくて、整理券を配られて一度に16人だけ。8人づつ分かれて左右の壁を触りながらそろそろ歩いて‥これ以上書くと映画のネタバレみたいになるのでやめますが「ふ〜む」でした。


ベネッセミュージアムで一番心に残ったのが「100年生きて死ぬ」(だったかしら?)タイトルが付けられた作品で、横4列 縦25列。DIEとLIVE と単語が組み合わされた(LAUGHT AND DIEみたいに)言葉が赤、青、緑などネオンのようにカラフルに点滅する作品。天井が高い部屋に一つポツンと飾られた大きな作品の前で座ってしばらく眺めていたら100個すべてが同時に点灯する瞬間があるのでした。歩きながら鑑賞している人たちは気がつかないで通り過ぎてしまうだけだったと思います。歩き疲れたのでその作品をボーッと眺めていた私は「100歳までは生きないかもしれないけれど、どんな風に生きていきたいか?」と考えずにはいられませんでした。


長くなるのでこの辺で。

- CafeNote -