これまでのフルートアンサンブル レッスン
2022.07.17
フルートアンサンブルの指導者だったO先生にフルートを習い始めて何年になるのだろう?と思ったのですが記憶がさだかではありません。15年ぐらいになるのかしら?コロナになってからもオンラインレッスン続けてきたのですが、この度、終了となりました。「オンラインレッスンに限界を感じて止めることにしました。」とのこと。対面でのレッスンでは通奏低音部を二重奏みたいに吹いてくださったりしていたのが、オンラインだと微妙な時間差があってできなくなったりしておりました。3年前からはひょんなことからオカリナも習い始めたところでしたのでレッスン終了は残念です。

フルートのO先生との出会いは20年近く前、12、3人のフルートアンサンブルに入れていただいてからのこと。徐々に人数が増えて30人ぐらいの大所帯になって2012年に発展的(?)解散。それぞれが他のアンサンブルにも入って活動しているからというようなことで。解散コンサートをするはずだった2011年に東日本大震災があり2012年に芸術劇場の多目的ホールで解散記念の演奏会をしたのですからちょうど10年前になるのですね。

私も当時はスタジオで少人数のアンサンブルのレッスンをうけていました。最初はフルートアンサンブル主催者のご夫妻とSさんと4人でスタジオでO先生からのレッスンを受けておりました。最初のレッスンは忘れもしないアイネクライネナハトムジーク、大人数のアンサンブルだと同じパートが数人いますが4人でのレッスンは各パート一人、落ちちゃったらそのパートの音が無くなりますから責任重大。その後、主催者ご夫妻がやめられて、二重奏のレッスンがしばらく続いた後、一人入られて三重奏のレッスンをしていただいておりました。私が伯母の葬儀などで疲れ切っているときに感情爆発させちゃったことが原因で解散になりました。最初からの一人は(伊豆の)伊東に越してからもレッスンに通ってきてくださっていたのに本当に申し訳ないことをしたと思います。今でもたまに彼女のフルート中心のブログを「元気でフルート吹いているかしら?」と読みに行ったりしています。5月中ばから更新されていないのがちょっと気になっているところ。

月に一度のその大所帯のアンサンブルと四重奏の他に、同じ主催者がなさっている月に2回のアンサンブルにも入っていました。そちらはアルト、バスに加えてコントラバスフルートまではいる大掛かりなちょっとレベルの高いアンサンブル。合計すると月に4回、アンサンブルで吹きながら個人レッスンも受けていたその時期が生涯で一番フルート吹いてきた時期だったかもしれないと思ったりしています。今はどこのアンサンブルにも入っていませんしレッスンもやめてしまうと、この先フルートちゃんと吹いていけるだろうか?と思います。

20代で一度、長谷川博先生からレッスン受けたヘンデルのフルートソナタ全曲を数年前からO先生にレッスンしていただいて、「若い頃にはこんなふうに深く感じとれていなかった」と思って「年をとるって悪いことばかりじゃない」と思ったりしていたのでしたけれど。若い頃に音大受験生ばかりの中でのレッスンでエチュードをたくさん真面目に練習した頃の貯金で今はフルート吹いているような気もしています。今後はひとりで現状維持していけるかどうかが問題になりそう。

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