年内の最後の貸し出し終了
2016.12.29
あと数日で2017年です。スタジオは27日で年内の貸し出し終了。「年内いつまでですか?」とお問い合わせいただいたときに、「クリスマスでのご利用ぐらいが最後」と思っていたのでそう申し上げましたら27日でのご利用をごお考えだったとのことで、そこまでの営業とさせていただくことにしました。何年ぶりかでのご利用の方で、ひさしぶりにまたお会いできてうれしかったです。今年はそんな風に<調律付きのみ>への貸し出しにしてからスタジオから離れてしまわれた方々が戻ってきてくださったことが嬉しかったです。

愛犬との別れから、なかなか立ち直れなくて、むしろその前に我が家にいたゴールデンレトリバーのバロンのことも思い出して悲しくなってしまうようなことでした。これまでなら「あら、可愛い!」と思っていたようなお散歩中のワンちゃんたちを見ても、「皆、いずれ同じ悲しい思いをしなければならないのだ。」と考えてしまったりもして。慰められたのは同じ思いをなさった方たちからの言葉で、中でも心に残ったのは、介護しながら「頑張って。」と声をかけていたのが、「もう頑張らなくていいから。」と言ったら、「飼い主にしかわからないだろうと思うけれど、本当にホッとしたような表情になって、深い息をしてそのまま亡くなった。」というお話。いまでもそれぞれの方が目をうるませるようにして想いを語ってくださいました。

ちょうど「ピアノをコードで弾く練習に」ということで、チャップリンのスマイルをとりあげていたところで、その歌詞がいまの私にあらかじめ用意されていたかのようで泣けてきます。しばらくフルートもピアノもギターも弾いていませんでした。最初に復帰したのがギター、一番下手なギターが一番心の支えになったようなことでした。フルートも音程合わせを多少はしますけれど、ギターを弾く前の弦のチューニングが自分の心身のチューニングみたいなことにもなるのかと思ったりもしました。

「弾きたい曲から始めるクラシックギター」映画音楽などの続編と二冊だされているギタリストの垂石雅俊氏のギター教室がスタジオプラネットの近くにあって、ここのところ何回かクラシックギターの発表会にご利用くださっています。先日、手元にある垂石氏の本二冊にサインを頂戴しました。来年は少しギターも上達したいです。
郵便振替も時代とともに
2016.12.25
スタジオのご利用料は当初から郵便振替でお願いしております。郵便局の振替用紙には通信欄があって、そこにご利用日時を書き込んでご利用の一ヶ月前までにお振込みいただくことで、当方にその通知が届くのでオーバーブッキングをしないための最後の砦のような役割をしています。時間の勘違いをされて早く来場された方もあって、振替用紙に時間が記載されたのをお見せして、申し開きさせていただいたこともありました。銀行口座へのお振り込みではこんな風にご利用日時の確認はできませんから助かっています。

ご予約を電話で受け付けておりました頃に、4月と7月を聞き間違えて危うく間違って受付をしそうになったことがありました。「春休みですね。」「いえ、夏休みです。」というようなことでわかったから良かったのですが、4月と7月って曜日が同じなのですよね。来年のカレンダーでいえば4月も7月も23日が日曜日みたいなことで。今は聞き違い、勘違いなどを避けるためにファックスかメールにしていただいておりますので安心。


口座に振り込みがあった通知、これまでは郵送で届けられましたから「今の時代に悠長な」と思うぐらい手元にお知らせが来るのが遅かったのですが、<ゆうちょダイレクト/振替受払通知表 webs照会サービス>というのが始まり申し込みました。入金があったお知らせがメールで届いて、webで確認するとこれまでと同じ振替用紙の内容を見ることができます。いっそのこと誰からの入金かなどの詳細も知らせてくれたら良さそうなものですが、そこまでのことはしていただけません。


ネットでの口座を開くについて、やたらと色々な手続きがあって<本人確認のための質問>では初恋の相手の名前だとか母親の旧姓だとか、いろいろ登録した中に<好きな食べ物>というのがあって、私は何を登録したのか忘れちゃっていております。気分屋のせいか湯豆腐が美味しいと思うような時はステーキみたいなものは食べたくないし‥みたいなことで、ピザもパスタも常に食べたいわけではないので好物とは言えないだろうし‥みたいに考えた記憶だけはあるのだけれど、いったい何を登録したのだったろうか?と思います。


 ウエブのサイトに見に通知を行くのもまだなれないで、すぐエラーになってしまって、戻ろうとしても最初のログインからのやり直しになってしまいます。「果たして便利な時代になったのか、かえって不便になったのか?」と首をかしげたりしているところです。
水星きょうから逆行開始
2016.12.19
書きかけのブログ、気づかずに公開になってしまっておりました。きょうから水星が3週間逆行します。星占いでは水星の逆行は「コミニュケーションや伝達の乱れに注意」になっています。恒星は規則正しい動きをしていますが、惑星たちはこんな風に地球からの見かけ上、逆に動き始めるように見えます。planetはギリシャ語で<彷徨うもの>を意味する語からきているのだとか。日本語でも惑う星と書きますものね。

水星といえば惑星の中で一番内側、太陽の近くを回っているためにコペルニクスでも見たことが無かったという逸話がありますが、ラッキーなことに私は二回だけですが観望する機会に恵まれました。

スタジオのオープニングの司会をしてくださった友達がどうしても「Planets」と複数にしてしまったのが可笑しかったです。彼女の中では「惑星は、水星、金星、火星‥と複数なのだから」という思いがあったのだと思います。私としては,生命の誕生した奇跡のような惑星、地球をイメージしてプラネットと名付けたのでしたけれど。スタジオプラネットと前に<スタジオ>とつけたのは、プラネットだけだとスナックか何かなのだろうか?と間違って入ってきてしまうような人がいそうな懸念があって、スタジオと名つけておけば写真スタジオだか美容院だかわからないにしても、なんとなく安心な気がしたからでした。

足の状態が良くなったので、調律をつけない方で私が貸し出しをできそうな方には様子を見ながらの貸し出しを始めたのでしたけれど、愛犬とのお別れやら主人がダウンしたり色々あったら、久々にまた痛みが出るようになってしまいました。痛みは無くても跛行していたので「フツウに歩けるようになりたい。」と思って温泉病院に通ったり自宅でもストレッチ他していたようなことを、棚上げになってしまったことが良くなかったと反省しているところです。早く元の痛みが無い状態になれると良いのですが。
2016.12.19 16:46 | 固定リンク | 未分類
ジャズの夕べ終了/リヴァーヴの装置 
2016.12.12
先日の菅家さん主催、岩崎さん、高木さん、府馬さんのジャズライブにご来場の皆様、どうもありがとうございました。ジャズライブということで、ジャズボーカルでスタジオを定期でご利用くださるようになったNさんも聴きにきてくださいました。今回はスタンダードジャズのお馴染みのヴォーカルの曲ではなくて、セルビアとかクロアチアとかの辺りの曲を中心に府馬さんが歌われました。Nさんが「これまで聴いたことがないジャンルの歌。心をわしづかみみにされたような感動でした。」とおっしゃっていたのを帰り際の府馬さんにお伝えしました。岩崎さんのピアノも高木さんのフラメンコギターも素敵で、私もいつものことながら聞き惚れておりました。


これまでスタジオにはリヴァーヴの装置はありませんでしたが、この度、簡易なものを備えました。(お仲間内での)ジャズボーカルご利用が定期ではいったこともありますし、府馬さんのヴオーカルでは前回スタジオの調律師の方がご自分のリヴァーヴの装置を貸してくださったので「今回は?」ということでもありましたので。ジャズボーカルの会の主催者の方に相談したら<ご自分たちもこれから使える>ということで喜んでくださって、お安くてコンパクトなお手頃な機種を紹介くださいました。興味深いのはオーケストラなどからヴォーカルだけを消すこともできるのだそうです。一般の音源を全部カラオケにできてしまうということなのでしょうね。


カラオケをする場所は世間にたくさんございますし、プラネットはカラオケを対象とした貸し出しはいまのところ考えておりません。リヴァーヴの装置は、シャンソンやカンツオーネなどを生演奏とヴォーカルでというような会でのご利用に際してご利用いただくことを前提として備えたようなことです。


愛犬が亡くなった後、主人は全く眠れなくなったと申しておりましたがついにダウンしてしまい、ちょっと大変な日々を過ごしておりました。そんなこんなで「週に一度ぐらいのペースでブログを更新したい」と思いつつ滞ってしまいました。





愛犬とのお別れ
2016.12.02
黒ラブのアルフィが天国へ旅立ちました。最近はペットではなく伴侶動物と呼ぶようになっていること、人間も動物も高齢化してきている話題などをNHKで取り上げたのをみたところでした。我が家にアルフィを迎えた時から先に逝くことは覚悟していことではあるのですが、あまりに突然だったことに加えて、前に我が家にいたゴールデンレトリバーが16歳までの長寿でしたから、アルフィも12.3歳までは居てくれるものと思っておりました。9歳半での旅立ちは早すぎました。

旅立ちは26日(土)。24日に検査した結果を聞きに行く予定の日の午前中のことでした。一度家でバッタリ倒れて主人が叩いたり揺すったりして蘇生させたような状態で急いで総合病院に連れて行って「息が苦しそうなので酸素吸入しましょう。」と看護師さんに連れられてゼイゼイしながらもスタスタ歩いて診療室に入っていきました。「よかった!これでラクになる。」とホッとしていたら「容態が急変しました」とのことで、心臓マッサージを受けているアルフィの元に。

「検査で寿命を縮めたのでは」と思ったりもしましたが、MRI画像で首の奥に腫瘍が広がっているのを見せられて、よくここまで頑張った。」と思いました。11月はじめに左前足を麻痺したようにひきずるようになってかかりつけの獣医さんでレントゲン撮ってもわからず、総合病院を紹介されての検査でした。検査をうけていなければ原因さえもわからず「もっと早く検査をうけていれば回復したのでは。どうしてこんな急に。」と思ったでしょうし、蘇生していれば、手術は難しい場所とのことでしたから辛い治療が待っているだけだったのかもしれず、「アルフィはこの後の治療を拒否して逝ってしまったのだ」と思うようにしています。

それにしても、なんというタイミングだったかと思います。一週間前の同じ土曜日にはブログにも書いた13回続いた女子大の最後のチャリテイコンサートで、スタジオの貸し出しを含めての関わりを誰かにお願いするのは難しかったと思います。その後の忘年会のような打ち上げにも参加できたのでした。その一週間後にこんなことになろうとは夢にも思っていませんでした。

前日の25日は、6年ぶりに英国から9日間だけ帰国した友達と過ごして「スタジオのブログを始めたので、きょうのことを書くわね。スタジオのオープニングで司会してもらったことなども。」と話したりしていたのでした。アルフィが居なくなってから、時間が止まってしまったかのようで、荼毘にふしたのは28日なのに、もうずいぶん前のことのような気がします。一週間前の金曜日の今頃にはその友達と、久々の再会を喜び合っていたなんて信じられない気がいたします。

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