久々の更新 パンフルート手放しました
2024.09.21
前回、ブログを書いたのは4月。もう5ヶ月も経ってしまっていることに我ながらびっくりしています。その間、書きたいことがなかったわけではなくて、書きたいことが次々変わってしまうようなことでした。先日、下見に来てくださった方から「ブログも読んでいます。」と言われて、「あらら、更新しなくっちゃ」と思った次第。

書きたかったことというのは、例えば、ファツィオリ、ベヒシュタイン、ベーゼンドルファー、シゲルカワイ とたてつづけに色々なピアノの演奏を聴く機会があったこと、ベヒシュタインとベーゼンは、その演奏会場だったサロンについても紹介したいと思ったのでしたし。幼な友達との中禅寺湖への旅行では上皇様ご夫妻がお泊まりになったばかりの中禅寺金谷ホテルに宿泊したこと、チェックアウトして帰ろうとしたら「熊が庭にいますので外に出ないでさい。」室内から見える桜の木に小熊が登って枝にたってサクランボを食べていたことも書こうと思ったのでしたし。

私は熊森協会(https://kumamori.org/)の会員でもあって、熊たちが人里に来なくても生活できる森を守ることがひいては私たち人間社会をも守ることにつながるというコンセプトについても書きたいなどと、色々考えているうちに次の書きたいテーマがでてくるようなことで。最近、山肌が削られてソーラパネルが並んでいたりするような景色を見ると悲しくなります。

きょうは、一番直近の<パンフルートを手放したこと>を書いておこうと思います。30年以上前、桶川に竹林を所有されているお宅にうかがって、竹を取りルーマニアにパンフルートの研鑽に行っているパンフルート奏者の大束さんの所に送って、本場の製作者にパンフルートを作っていただきました。「段ボール箱三箱、キャリーに積んで郵便局に運んだのはもうそんなに昔のことになるのか‥」と感慨深く思ったりいたしました。日本からの荷物ですから何か良いものが入っていると思われたようで三箱のうち一箱しか届かなかったんです。それでも5.6本作っていただくことができたのでした。

当時、シリンクスというパンフルートのアンサンブルにはいっておりました。最初はパンフルートでは出ない音域をフルートで手伝って欲しいということだったのですが、私もパンフルートを吹くようになって、自分で製作したパンフルートも手元にあり、その2本を大束さんに託しました。本場で仕上げたパンフルートは美しく、手放すのが惜しい気もしましたが、もう何年も吹いておりませんでしたから楽器も可愛そう。終活にはいっており身辺整理をぼちぼち始めたところでもあります。

そのシリンクスの練習場所の予約をとりにあちらこちらの公民館に出向いておりました。音楽室では飲食禁止のところが多く、休憩時時間に廊下のようなところで自動販売機の飲み物を飲んでいたりするようなことが、今の<軽い飲食のできるスタジオ>を造ったきっかけの一つになっております。
2024.09.21 08:38 | 固定リンク | 未分類

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