ベネルクス三国より無事に帰国
2018.04.15
マリアデユオは10日からのネパールツアーを終えてそろそろ戻る頃でしょうか。私は4月4日から11日まで、オランダ、ベルギー、それにベルギーからの日帰りでルクセンブルクに出かけてきました。

10年ぐらい前にフェルメール展ということでデルフトの画家たちの展覧会が開催された時にデルフトの街を描いた絵が何枚かありました。イヤホンガイドで「今もほとんどこの景色は変わっていない。」というような解説があって「いつの日か行ってみたいなぁ。」と漠然と思っておりました。数年前にフェルメールの<真珠の耳飾りの少女>の展覧会が東京都美術館であったときにも見に行ったのでしたが、その少女の絵とマウリッツハイス王立美術館で再会(?)できて嬉しかったです。アムステルダム国立美術館ではフェルメールの絵が4点飾られていましたが、4点とも揃っていることは珍しくてラッキーとのこと。日本にも貸し出したわけですから世界各地に貸し出しているのでしょうね。


マリアデユオの先日のパーテイにキッシュと人参とレーズンのマリネを差し入れしました。それは浦和の市民会館近くのグッデイズカフェのオーナーシェフの中野さんによるもの。中野さんはアムステルダムのホテルオークラの厨房で5年お仕事をなさっていた方です。ガイドさんに「ホテルオークラってどの辺ですか?」と聞いたら「ちょっと中心からは外れています。」ということでしたが、ベルギーから戻ってくるときに「あの建物がホテルオークラです。」と教えてくださいました。


初日に訪ねたクレイユというオランダ最大のチューリップ畑はまだ開花していなくて残念でしたがお庭の綺麗な閑静な住宅街を散策したのち予定外のアムステルダムの市内観光を取り入れていただきました。翌日訪れたキューケンホフ公園では辛うじて早咲きのチューリップがクロッカスや水仙などとともに咲いているのを見ることができました。広々した温室にはまだ外では咲いていないような種類の珍しいチューリップ始めたくさん咲いているのを楽しむことができました。雨や風の日でも温室ならいつでも見られますものね。3月末から5月まで期間限定でチューリップの時期だけ開園する公園。イースターのお休みで世界各地から大勢の観光客で賑わっていました。4月中旬のトップシーズンの土日になると駐車場待ちで1時間半ぐらいかかることもあるのだそうですから、時期は早かったですけれど「良かった。」と思うことに。


海外にしょっちゅう出かけている知人が「どこに行っても大聖堂とかステンドグラスとかで感激しなくなっちゃった。」と贅沢なことを言っていました。その彼女に街でバッタリ会ったらこの時期でもダウンのコートを持って行くように言われました。初日は寒くてダウンで大正解。6度ぐらいの冬日から24度ぐらいまで気温差があってびっくり。7人のツアーで、年齢層もほぼ同じ、ゆったりした旅程でしたので帰国してからの疲れも出ずに済んでおります。

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