フルートアンサンブルの演奏会
2024.12.10
8日(日)は昨年から習い始めたフルートの<アンサンブルの会>の演奏会でした。(プラネットではなく別会場です)「上手な人ばかり揃っていている」と思ったら、演奏会終了後の茶話会での自己紹介で、中学の頃から吹いているような方々が大半だったので納得。高校で同じクラブの先輩後輩で<誰と誰が4年違うので入れ違っていた>とか、同級生だったり。とても関係を覚えきれないぐらい地元の高校での繋がりなどがあるのでした。

フルートはここ数年は「せっかく吹けるのだからやめちゃうのも惜しいし。」ぐらいの惰性で吹いてきたようなことでした。レッスン始めたのも、どんどん腕が落ちていくこのが自分でもわかるので「せめて現状維持できれば」ぐらいの感じでした。今回の演奏会で先生との二重奏では同じメロデイのおいかけっこみたいになるような箇所、早いパッセージで私は音がかすれそうになるよう場面でも隣から「綺麗で豊かな音色」が聞こえてきて「私ももう少し頑張ってみよう」という気になりました。「高い音はもっと少ない息でラクに吹けるはず」ということで、息の使い方についてこれまで指摘されたことはなかったので新鮮な驚きでした。「まだ上手くなれるかもしれない」って嬉しいです。

選んでいただいた二重奏曲もカスパール クンマーというドイツの19世紀のフルート奏者でもあった人の曲で、恥ずかしながらクンマーを知りませんでしたし、二重奏曲も細切れにしてレッスンしていただきながら「20年前ならともかく、今の私にちゃんと吹けるかしら?」みたいなことでした。ここのところいい加減にしか吹いてこなかったことを猛反省。これまで二重奏を吹いたことがあるといっても映画音楽をフルート用にアレンジしたものなどで、ちゃんとしたフルートのための二重奏を人前で演奏したことはなかったような気がします。

もう一曲、三重奏曲は私のレッスンの後に習いに来られる生徒さんと重なる時間を設けてレッスンしていただいたのですが、53歳から始めて今年で20年目になるということを今回の茶話会で知りました。「70歳になったらやめる」と言われていたそうですが、その彼女のおかげで三重奏もできてありがたかったです。感謝!

私が所属していたフルートアンサンブルが解散になったのは2012年。私がはいったころは12.3人でしたが、そのうち30人ぐらいになって、四重奏をしても一つのパート4.5人いるので、落ちちゃっても他の誰かが吹いているから問題ないようなことでした。その頃の主催者のブログを久しぶりに読みに行ったら、ご夫妻共に80歳を超えられたのを機に御代田にあるセカンドハウスを手放されたことが書かれていました。私も一度、御代田のお家にうかがって、初めてお会いする方たちとフルート吹いたことがあったことを懐かしく思い出しました。そのフルートアンサンブルで<フルートフェステイバル  IN 埼玉>が始まる前の年のプレイベントンに参加したりもしたのでした。フルートフェステイバルは各県で盛んに続いているようです。フルート愛好家が全国にいかに多いかだと思います。
2024.12.10 09:26 | 固定リンク | 演奏会

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