スタジオに版画を購入
2017.03.14
3月の始め、伊勢丹に出向いたらエスカレータのそばで、<画業70周年記念版画/イーダ ヴァリッキオ絵画展>の案内ハガキを配っていました。「ノストラパンキーナ/私たちのベンチ」とタイトルがついた絵。色とりどりの花が咲いているイングリッシュガーデン、池の傍に白いベンチがある絵です。幸せな雰囲気に満ちていて、どこか懐かしさもあって、その日は急いで帰宅したのでしたけれど、後日出直して絵画展を見に行きました。

案内の絵葉書になっていた絵には「94歳なので94枚限定の版画」ということで作品ナンバーがついているのでした。絵そのものが気に入ったのはもちろんなのですが、94歳の方の絵って縁起も良さそう。スタジオを始めたころには、「世間一般が定年になるぐらいの年齢になったら引退」というようなことを漠然と考えていたのでしたけれど、いざその年齢になってみたらまだまだ元気でスタジオも続けていけそう。「80歳ぐらいまで元気でスタジオを続けられたら。」と思い始めている今の私には94歳の女性画家ということも素敵な人生のお手本のように思えて、さらにその絵が欲しくなりました。

懐かしさを感じたのは、ユニセフでなんどかこの画家の絵のポストカードをそれと知らずに買っていたからだったようです。会場で他の絵もみたのですが、案内のポストカードになっている絵を手元に置きたくなって購入。4月には手元に届いて飾ることができそうです。

イーダさんの卒寿記念のインタビューがありましたのでアップしておきますね。(you-tubeなので音がでます)

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