大晦日にギター弦の張替え
2017.12.31
あと数時間で2017年も終わり、2018年を迎えます。2019年に元号が変わると、
昭和、平成、◯◯と生きてきた世代になるのだと感慨深く思います。子どもの頃、明治、大正、昭和と過ぎて、明治生まれの人はかなり<昔の人>という思いがしていたものでしたが、次の世代を生きる若者からしたらきっと昭和生まれの私達もそんな感じになるのでしょうね。

インターネットが普及してからの世の中ってすっかり様変わりですものね。書籍の販売が落ち込んでいるとカーラジオのニュースで聞きました。紙からタブレットなどで読むような時代に変わっていく途上なのかと思ったりいたします。時代は目まぐるしく変わってきています。私が子どもの頃には携帯電話どころか家庭に電話があるところさえも少なかったようなことでした。スタジオの電話(ファックスと留守電専用)は祖父が浦和で二番目にひいた電話で、電話局と我が家しか電話がなかったので話す相手も電話局しか当初はなかったと祖母から聞きました。旧式の電話があったのをおぼろげに覚えています。暇なスタジオなのですから我が家の電話や携帯電話と兼用すれば良いようなものですが、<2>のつくこの番号を手放すのが惜しい気がして残しました。当時<1番>が電話局だったと祖母から聞かされております。

大晦日のきょう、思いついてスタジオの備品になっているギターの弦の交換をするところです。本来、若い頃に主人がギターを習おうと思い立って買ったもの。1982年のラベルがサウンドホールから見えています。このギターはスタジオの備品になっていてフルート(私)とギターのデユオを組んでいたころ、ギターのパートナーが合わせの練習のときに使っていました。デユオが解散になったときに「力木の剥がれ(?)があるかもしれないから診てもらったほうが良い。」と言い置いて行ったのを、スタジオを借りに来られたギタリストの飯泉氏がご親切に修理にもって行ってくださって、「せっかくなおしていただいたのなら」ということで習い始めたのでしたが、落ちこぼれてしまいやめて、今の大坪先生に習っているような次第です。

暮れにスタジオで内輪のお楽しみ会があったときに、<ギター発表会で三重奏をしたミスターロンリー>を友達のフルートと合わせて、ギターデビューでした。これまでずっと<隠し芸>状態で、ギターの発表会以外では人前で弾いたことありませんでした。ギターを断念しようと思って何度も相談したことがあったMさんが「ギター続けていて良かったね!」と言ってくださいました。

ギターは今、カルリのエチュードのほかに<男と女>を練習中。ボサノバはセーハが多いので良い練習になるのだそうです。先日の<ジャズの夕べ>でちょうど男と女がプログラムにありました。ギタリストの高木氏に「ギター始めてちょうど男と女を弾いているんです〜」と厚かましく申し上げちゃいました。フルートで<男と女>を一人で吹いても単旋律ですから伴奏が無いとものたりないですが、ギターで音を重ねて弾くとそれらしくて、先生の演奏はとても素敵です。私が弾くとまるで別の曲、たどたどしくて情けないのですが、今年は目標を決めて達成したらちょっと良いギターを買おうと心づもりしています。発表会でギター三重奏の共演をしていただいた同世代のおじさまはお二人ともギターを新しくなさったら、一ランク腕を上げたようなことなのだそうです。いいなぁ〜。

スタジオプラネットご利用くださった皆様、演奏会に足を運んでくださった皆様、そのほかいろいろ応援したり力を貸してくださった皆様、本当にお世話になりました。来年もどうぞよろしく御願いいたします。

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