Cool !
2018.03.09
タイトルをクールにしましたが、何かクールなことが身の回りにおきたわけではありません。「頭寒足熱というのに医学的根拠はないらしい。coolという言葉の解釈の違い。」ということを皆さまにもお伝えしておきたいと思ってのテーマ。

10年ぐらい前のこと、私が以前フラメンコを習っていた先生が原因のわからない痛みに襲われて体が動かなくなってしまったのが線維筋痛症であることが判明、自然療法のM先生との出会いによって解消したということで、プラネットにM先生の書かれた本を持って訪ねてきてくださったことがありました。以来、その後にM先生の書かれた他の本も読んだりしておりました。そのM先生の講演会を友達の会社で企画したとのことで先月聞きにいってきました。

その話の中で「頭寒足熱」というのは、オールドバーというウイスキーのモデルになった長寿の人の秘訣をインタビューした中での言葉を語呂が良いように頭寒足熱と四文字熟語にしたのが発端らしいということなのでした。私が又聞きみたいに書くとニュアンスが変わってしまうかもしれませんが、「頭はクールに」みたいなことを言ったらしい。つまり上下対比させて頭は冷静だけれど下のハートははあたたかいみたいなことではなかったか?クールというのは今でこそ「カッコ良い」とか「冴えてる!」いうような意味合いでの解釈もあるけれど、当時は「クールは冷たい」と解釈されていたのでそうなったのではないか? というようなことでした。

頭が冷たい方がいいなら冬でも帽子はかぶらない方がいいわけだし、外国のドラマなどで老人がナイトキャップみたいな毛糸の帽子をかぶって寝ていたりもしますものね。M先生も「部屋が寒かったら帽子をかぶって寝ては?」というような話の中で「そういえば頭寒足熱と言いますがあれは根拠がないことですからね。」というようなことを言われたのでした。私は「ふ〜む、知らなかった。」と思ったので皆さまにもお知らせしておきたく思った次第。
断捨離とは言うけれど
2018.02.25
スタジオを始めた頃(23年前)に、当時としては思い切って購入したオーバーコート、友達に「コートは良いものを長く着た方がいいのよ、」と言われたことを懐かしく思い出します。スタジオを主宰するという自分にとっては大きな門出での記念みたいなことで買いました。長らくしまいこんでありましたが、大きな肩パッドが入っていたのをリフォームのお店で取り外して自然な形にしていただいて、数年前からまた着ています。

一時、断捨離が流行ったりもして「数年間着ない洋服類は処分する」というようなことが言われたことがありました。そのコートは10年以上着ておりませんでしたが、素材や色が気に入っていて処分できずにおりました。ダウンのコートが主流でいかにも流行遅れという気がしていたこともありましたが、また丈の長いコートを着ている人も見かけるようになりましたものね。


何しろ捨てられない性分で物が増えて仕方ないのですが、ビデオ40本ぐらいがブルーレイデイスク4枚になってダンボール一箱減りました。すべてのビデオをダビングしているわけでもありません。地上デジタルになって綺麗な映像を見ていると昔のテレビ番組を録画したの画像はあらくて「保存しておいても見返すことはないだろう。」というものも結構あります。NHKのBSの特集番組などには秀逸なものが多くて「フラメンコを極める」(だったかしら?)などはカンテ、バイレ、ギターなど超一流の人たちの迫力ある演奏で「録画しておいて良かった〜」と思ったりしました。来日した演奏家たちのステージの放送録画なども。


ダビングの作業中で、まだ気が遠くなるほどのビデオがあります。作業が終わるまでビデオ機器もちますように!
下見二組/本日からマリアデユオの妹分
2018.02.20
きょうは珍しくスタジオの下見というのか打ち合わせに二組おいでくださいました。最初の方は、先日スタジオの入り口に張り出してある「貸し出し事務局はこちらにございません。」と連絡先を書いてあるのをご覧になって電話(留守電専用)くださって、かなり以前に演奏会を聴きに来られたことがある方とのこと。会の主催者ではないということでしたので、「主催者の方と会場を下見なさってお決めください。」ということになっていました。

「どんな方が来られるのかしら。」と思っていたら、思いがけずスタジオを始めた頃に何度かご利用くださった方でした。私が足の具合を悪くしてクローズしたという評判を聞いておいでだったとのこと。別会場での会を予定していたのだけれど先日問い合わせ電話くださった方が「プラネットではどうか?」と話されて「プラネットだったら昔何度か利用したことがある。」ということで来場され、思いがけない再会となりました。でも、ご利用希望日の5月の第4日曜日はジャズボーカルのお仲間の定期利用、翌週の日曜日は、昨年まで秋に素敵なライブを聞かせてくださった藤野様が今年は6月にということで先日ご予約をいただいたところでした。出演者の方と日程の調整をしてみるけれど「今回ダメでもまたこれからの機会に。」ということでお帰りになりました。


スタジオが一番盛況だったころには、スタジオのご利用者でたまたま仙台の高校の後輩ということがわかったOさんがスタジオの貸し出しを手伝ってくださっており、その後、近くで<スタジオ游>を主宰している従姉妹(正確には従兄弟の奥さん)が手伝ってくれておりました。
一度クローズ状態にしたことでスタジオが暇になったので乗馬にも通えるし、同窓会の地元のミニ支部のお手伝いもできるようなことで、私としては今のペースで十分。貸し出しの回数よりも「ここにこういう場所があって良かった〜」と思ってくださるような方にご利用いただいて、終了後には「借りて良かった。」「貸して良かった。」ということであってほしいと願っています。


英会話を習っていた頃、「何をしているのか?」と聞かれたら「貸しスタジオ」と答えられましたが「仕事は?」と聞かれると言葉に詰まっていた時期がありました。「PROFITTABLEか?」とアメリカ人らしく率直に聞かれたことがありました。利益を生み出すような<仕事>ではありません。ですから同業者もおりません。


きょう二組目の打ち合わせはマリアデユオ、「私も姉さんと呼んでいいですか?」とお聞きしてご快諾いただき本日からマリアデユオの妹分になりました。「姉さん」というよりは「姐さん」という感じです〜。

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