断捨離とは言うけれど
2018.02.25
スタジオを始めた頃(23年前)に、当時としては思い切って購入したオーバーコート、友達に「コートは良いものを長く着た方がいいのよ、」と言われたことを懐かしく思い出します。スタジオを主宰するという自分にとっては大きな門出での記念みたいなことで買いました。長らくしまいこんでありましたが、大きな肩パッドが入っていたのをリフォームのお店で取り外して自然な形にしていただいて、数年前からまた着ています。

一時、断捨離が流行ったりもして「数年間着ない洋服類は処分する」というようなことが言われたことがありました。そのコートは10年以上着ておりませんでしたが、素材や色が気に入っていて処分できずにおりました。ダウンのコートが主流でいかにも流行遅れという気がしていたこともありましたが、また丈の長いコートを着ている人も見かけるようになりましたものね。


何しろ捨てられない性分で物が増えて仕方ないのですが、ビデオ40本ぐらいがブルーレイデイスク4枚になってダンボール一箱減りました。すべてのビデオをダビングしているわけでもありません。地上デジタルになって綺麗な映像を見ていると昔のテレビ番組を録画したの画像はあらくて「保存しておいても見返すことはないだろう。」というものも結構あります。NHKのBSの特集番組などには秀逸なものが多くて「フラメンコを極める」(だったかしら?)などはカンテ、バイレ、ギターなど超一流の人たちの迫力ある演奏で「録画しておいて良かった〜」と思ったりしました。来日した演奏家たちのステージの放送録画なども。


ダビングの作業中で、まだ気が遠くなるほどのビデオがあります。作業が終わるまでビデオ機器もちますように!
下見二組/本日からマリアデユオの妹分
2018.02.20
きょうは珍しくスタジオの下見というのか打ち合わせに二組おいでくださいました。最初の方は、先日スタジオの入り口に張り出してある「貸し出し事務局はこちらにございません。」と連絡先を書いてあるのをご覧になって電話(留守電専用)くださって、かなり以前に演奏会を聴きに来られたことがある方とのこと。会の主催者ではないということでしたので、「主催者の方と会場を下見なさってお決めください。」ということになっていました。

「どんな方が来られるのかしら。」と思っていたら、思いがけずスタジオを始めた頃に何度かご利用くださった方でした。私が足の具合を悪くしてクローズしたという評判を聞いておいでだったとのこと。別会場での会を予定していたのだけれど先日問い合わせ電話くださった方が「プラネットではどうか?」と話されて「プラネットだったら昔何度か利用したことがある。」ということで来場され、思いがけない再会となりました。でも、ご利用希望日の5月の第4日曜日はジャズボーカルのお仲間の定期利用、翌週の日曜日は、昨年まで秋に素敵なライブを聞かせてくださった藤野様が今年は6月にということで先日ご予約をいただいたところでした。出演者の方と日程の調整をしてみるけれど「今回ダメでもまたこれからの機会に。」ということでお帰りになりました。


スタジオが一番盛況だったころには、スタジオのご利用者でたまたま仙台の高校の後輩ということがわかったOさんがスタジオの貸し出しを手伝ってくださっており、その後、近くで<スタジオ游>を主宰している従姉妹(正確には従兄弟の奥さん)が手伝ってくれておりました。
一度クローズ状態にしたことでスタジオが暇になったので乗馬にも通えるし、同窓会の地元のミニ支部のお手伝いもできるようなことで、私としては今のペースで十分。貸し出しの回数よりも「ここにこういう場所があって良かった〜」と思ってくださるような方にご利用いただいて、終了後には「借りて良かった。」「貸して良かった。」ということであってほしいと願っています。


英会話を習っていた頃、「何をしているのか?」と聞かれたら「貸しスタジオ」と答えられましたが「仕事は?」と聞かれると言葉に詰まっていた時期がありました。「PROFITTABLEか?」とアメリカ人らしく率直に聞かれたことがありました。利益を生み出すような<仕事>ではありません。ですから同業者もおりません。


きょう二組目の打ち合わせはマリアデユオ、「私も姉さんと呼んでいいですか?」とお聞きしてご快諾いただき本日からマリアデユオの妹分になりました。「姉さん」というよりは「姐さん」という感じです〜。
マリアデユオ バレンタインコンサート
2018.02.17
11日(日)マリアデユオのお一人、菅原しのぶさんのお宅で開催された、<菅原さんと土屋祐介さんのギター二重奏によるバレンタインコンサート>を聴いてまいりました。菅原さんはお手製の赤いドレスに赤い大きな髪飾り。マリアデユオが会社組織になった発表もあってびっくり。菅原さん宅での演奏会は11回目になるけれど、会社組織になってからは初めてということでした。

終演後に一番弟子(一番弟子がたくさんおいでになるのだそうです〜)の方がカクテルを作ってくださいました。ダイキリとかホワイトレデイとか、どれも美味しい上に「ショートカクテルは短い時間に飲むもの」と教えていただいて「グラスがショートだからじゃなかったのね。」などと言いながら次々飲んでいたら、帰りは足元がおぼつかなくて近くのバス停まで「私まっすぐ歩けているかしら?」状態でした。


マリアデユオのもう一人の藤森さんとお隣の席にしていただいて親しくお話ができて嬉しかったです。菅原さんとお二人でお互いに「社長」とか「姉さん」とか呼び合っていて、仲睦まじく、一匹狼の私は「いいなぁ」と思いながらその場の雰囲気を楽しませていただきました。


演奏はソロと二重奏と続いて、アンコールで演奏なさったインドの方が作曲した「へびつかい」という曲がアンコールでした。you-tubeに以前の同じ演奏がありましたので、お二人の演奏の雰囲気がわかるようにその動画をアップしておきますね。これをご覧になった作曲家の息子さんから「父の曲を演奏してくれてありがとう」とメールがきたそうです。
演奏を聴いて「ぜひ自分の曲を弾いてください」という依頼も来るのだそうです。インターネットが普及して便利な世の中になりましたよね。



前にこのブログに「4月1日にマリアデユオによるチャリテイコンサートをプラネットでします。おいでくださいね。」というようなことを書きましたが、会社組織になった記念パーテイとして、お知り合いの方々だけの会になるかもしれないのだそうです。<飲食中心のパーテイはご遠慮いただいていているプラネット>としてはちょっと戸惑ってしまって、近々お打ち合わせにきていただくことになりました。


スタジオを造る段階ではカウンターもあることですし、結婚式の二次会のようなパーテイへの貸し出しも考えておりました。スタインウエイのグランドピアノを入れたことで、万が一、ピアノの上に飲み物でも置かれて倒されたりしたら大変なことになりますからパーテイへの貸し出しはしないことにした次第です。ライブなどでピアノを演奏しながらでしたら大丈夫かもしれないのですが、ギター演奏などで、ピアノを使わない場合、大屋根(ピアノの蓋)を閉じてカバーをかけたピアノの高さって。ちょうど何か置きたくなる高さになってしまうのですよね。最初は気をつけていても歓談に夢中になるとひょいと置いてしまうような‥。プラネットで対応できそうかどうか、私がピアノの番人か姑みたいに目を光らせていても感じ悪いでしょうしねぇ。せっかくのマリアデユオの記念すべき会社設立記念、なんとか知恵をしぼって思い出に残る会ができるようだと良いのですが。さてどうなるでしょうか。
2018.02.17 17:21 | 固定リンク | 地元の話題

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