竹内太郎氏 リュート演奏会のご案内
2017.12.14
<ジャズのゆうべ>盛況のうちに終了。その日に発売になった椿のジャケットが素敵なCDの紹介があり、演奏曲目もそのCDの中の曲の数々。プラネットでジャズボーカルの会を定期でご利用の主催者ご夫妻が聴きに来てくださったり、6月に語りとジャズのコラボでご利用の方たちが聴きにきてくださったり。音楽仲間の輪の広がりが嬉しいです。

岩崎良子氏は12月23日にミューザ川崎シンフォニーホールでの演奏を控えていて、ゲスト演奏は何と日野皓正氏なのだそうです。そのリハーサルの模様などユーモアたっぷりにご紹介くださいました。ぜひとも聴きに行きたいところですが、その日は私がスタジオの貸し出しをしなくちゃなので無理なのです。残念。

スタジオでの会は内輪のものが中心で、皆様にお声掛けできる演奏会が少ないのですが、1月に英国在住でご活躍のリュートの竹内太郎氏を迎えての当プラネットでは三回目となる演奏会がございますのでご紹介させていただきます。スタジオの響きを気に入ってくださって、マイナーな会場ですのに繰り返し演奏においでくださっています。

<ネパールの子供たちにギターを>のクラウドファンデイングが成立して、ハンドル名のプラネットと私の名前を入れたギターを持って満面の笑みの少年の写真がお礼状とともに送られてきました。そのプロジェクトを実現させたマリアデユオのお二人も今回の竹内氏の演奏会においでくださることになりました。竹内氏とは以前からのお知り合いとお聞きして「いろいろなところで繋がっているものだなぁ」と思います。チケットのお申し込みはプラネットの私宛でもお取り次ぎさせていただきます。ぜひお出かけくださいますように。私も毎回、お話も合わせて楽しみに聴かせていただいております。



<ジャズの夕べ>のご案内
2017.11.24
スタジオプラネットで10周年になる<ジャズの夕べ>のご紹介をさせていただきます。ジャズピアニストである岩崎良子氏は教会のパイプオルガニストでもあって、お茶の水のカザルスホールでのリサイタルを聴きに行ったことがあります。カザルスホールでのリサイタルもギタリストの高木潤一氏との共演でした。カザルスホールは閉館になったあとどうなったのだろうか?と今調べてみたら<カザルスホールを守る会>というのが著名な作曲家などによってできているようです。取り壊すには惜しいホールですものね。

今回は前にもスタジオでの<ジャズの夕べ>に出演なさったことがあるパーカッションの藤橋万記さんとトリオでの演奏。12月にはこの三人の演奏のCD発売予定もあるそうで楽しみです.

お申し込み/お問い合わせ 090-4718-0571 管家様

ジリオラチンクエッテイのコンサート
2017.11.20
昨日、イタリアの街並み再現したような中にある川崎のクラブチッタでジリオラチンクエッテイのコンサートを聴いてまいりました。昔、何かの本で某ソプラノ歌手が「私の歌を聴いたら人生観が変わるのよ」と言われたというのを読んだことがあるのですが、昨夜のライブは私にとってまさにそんな感じでした。

このブログに「ジリオラチンクエッテイのライブがあることを知った時にはチケット売り切れで、さんざん迷った末に立ち見席を購入した」と書きました。それをご覧になった方から「友達が入院してしまって行けなくなったチケットを差し上げたい。」とメール頂戴しました。16000円もするチケットです。それも初日と二日目と二枚購入されているとのことで、そういうチケットを流通させているサイトがあることを(私も調べて初めて知って)老婆心ながらそういうサイトに出して入院費にあてられた方が‥ということを書き添えて「それでもなお私にとおっしゃってくださるなら19日の方のチケットを」とお返事を書きました。再度お返事がきてお友達から<大ファンである私に>とのことでスタジオ宛にチケットお送りいただきました。

私は足が悪いので、立ち見はフリップステイックという腰をちょこんと乗せられる杖を持参でいくつもりでしたが、「座席に座って見られるならそんな有難いことはない。」と思ってでかけたようなことでした。会場に行ってみたら、前から三列目の中央のお席。指定席は全席同額のようですが、SS席とでも言いたいような良いお席。二列後ろにはジュデイオングさんが、右斜め後方には中尾ミエさんがおいででした。なにしろ特等席。舞台の前の方に立って歌われるので5メートルぐらいしか離れていません。

幕が上がってジリオラチンクエッテイ登場、「悲しき天使」を歌い始めたら涙が溢れてきて、ハンカチで目元をおさえながら聴くようでした。70歳にしての美貌と抜群のスタイル、それに変わらぬ歌声。バックのミュージシャン10人もイタリアでご活躍のかたたち。「初めて日本に来たのは17歳の時でした。」というようなことから英語でのMCも。休憩30分はさんでいましたが5時に始まって7時半すぎまでのステージ。前半だけでも20曲近く歌ったのではないかと後半は曲を数えるつもりで指を折っていたのですが、一曲ごとに熱い拍手をしていたらやっぱり数がわからなくなって、曲の解説が(曲順ではない)のっているパンフレットをみたら28曲。アンコール2曲ありましたから30曲。アンコールは<ボラーレ>と<夢見る思い>で夢見る思いは会場にマイクを向けて「みなさんご一緒に」とゼスチャーで、大合唱となりました。会場は熱気につつまれて、最後は総立ちでの熱烈な拍手。ジリオラチンクエッテイも目をうるませていました。

本来なら聴きに来られてこのお席に座るはずだった方は今頃、病室のベッドでこのコンサートに想いを馳せているであろうことを思って、何度も何度もその方が良くなりますようにということと、見ず知らずの私にチケットプレゼントくださったことへの感謝の波動が届きますようにと祈るような気持ちにもなりました。その方は席が空いてしまうことを気にされてもいたそうなのです。確かに満席なのにステージの目の前にぽっかり一つ空いていたら気になりそうな位置でもあるのでした。歌われるときに何度も視線が合うようなお席でしたから。

チケット送ってくださった方のご住所が福島になっていて、聴きにこられるはずの入院中のお友達は仙台在住とのことでびっくりしました。首都圏の方と思い込んでいたので「外出許可がでて聴きに来られると良いのに。」と思ったのでしたが、仙台からでは‥。二日間聴きに来られるつもりだったということ、ご自分と同じ熱烈なファンの私にチケットをと思ってくださったお気持ち。この世知辛い世の中に「こんなことがあるなんて。」とひたすら有難く感謝の気持ちでいっぱいです。




2017.11.20 09:32 | 固定リンク | 演奏会

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