今年の12月のスタジオはご利用が少なくて
2020.12.04
前回のブログでご紹介したジャズボーカルの会、10月には入念なコロナ対策をなさって久しぶりに無事開催できたのですが、新型コロナウイルス第三波到来ということで、ご予約いただいていた12月もキャンセルになりました。足踏みでアルコール消毒できるように手作りされたものまで準備なさって、ヴォーカルで使うマイクを交代で使う前にはそれで消毒なさるような念の入れ方でしたのに。

例年12月はスタジオが一番活況な時期。昨年この時期にご利用の方たちから「来年の予約も」と申し出があったときに「半年前からのご予約になっております。」と申し上げて「では予約受付時期になったらご連絡しますね」と言われたのでしたが、さすがにこの時期に人が集まるようなことは無理とあっでお申し込み1組だけです。定期利用の方に細々貸出を続けている状況です。


一月からは第二第四土曜日に、大宮の読売カルチャーからジャズピアノのお教室が移ってこられます。コロナ騒動の前でしたら土曜日のご利用を希望される方が結構いるので月に二回午後が塞がってしまうのはどんなものかとためらったと思います。今のこの状況でしたら、もともとお申し込みには第二希望まで書いていただくことになっていますから、たいていの方は土日で希望を出してこられるので翌日の日曜日でご予約承れるのではないかと考えています。ジャズボーカルの会が再開されると第四日曜日ですので第四の土日のご予約は無理になります。


ピアノの出番がなくて可愛そうと思っておりましたが、今月は個人利用の方のご利用が二回ほどあります。象牙の鍵盤はアルコール消毒できないので、演奏前に手洗いの励行をお願いしています


自動演奏のピアノの話題を書こうと思いながらなかなか書けずにおります。先日、大宮のさくら館さんのご案内で実際の自動演奏ピアノを聴いてきたところなので、印象が薄れないうちにブログに書いておこうと思っております。
コロナ対策をしながらのスタジオ
2020.09.27
前回のブログに書いたスタジオでのジャズボーカルの会の再開を考えている主催者が<コロナ対策のための下見>に昨日スタジオに来られました。スタジオは空調機連動の換気扇が三箇所天井にあるのですが、蚊取り線香を持って来られて、煙の流れ具合や吸い込み具合などを検証なさったり細かい下見。これまではピアノトリオの生演奏で歌う人は12名だったのを8名に減らしてということで募集をかけたら11名希望者がいてキャンセル待ち3名になったのだそう。参加者が減って会費も減りますし、スタジオ側も<コロナ価格>ということでほんの気持ちだけお値引き。

ベランダ側の窓を開けて対角線上になる楽屋側の裏口をあけると空気の通り道ができるということで「これなら人数を減らして再開可能」ということで下見を終えて帰られました。帰られてから気が付いたことに、その裏口付近にはスタジオに飾る絵が収納してあるので裏口を開けておくとちょっとマズイ。帰宅された頃に「収納庫にお預かりしているドラムセットと、裏口付近に置いてある絵画を入れ替えたい。ついては、この際だから収納庫の整理をしようと思う。」とお伝えしました。ドラムセットは裏口を開けるときには出して使っているので問題無いわけです。

収納庫には背もたれのない補助椅子やテーブル、山台(組み立てステージ)マイクスタンド、譜面台などなど。それを一度全部出して整理してスッキリ入れ直そうと考えた次第。便利屋さんを頼もうと思っている話をしたら,主催者のN氏が「お手伝いしますよ」ということで、それも助っ人まで探して連れてきてくださって、早速きょうの午前中にその作業をしました。「力も貸してほしいけれど、頭も貸して欲しい。使いやすい収納を考えて欲しい」とお願いしました。

きょう作業をしてみて「便利屋さんじゃ、とてもこんなワケにはいかなかった。」と思いました。床に敷く梱包材のプチプチした物から絵が入った箱を縛る紐やハサミなど一式準備くださって、それに何をどこに置くかをテキパキ判断してくださって「そんな風に置くテがあったか!」みたいな場所をみつけて次々置いていきます。これが便利屋さんだったら「指示してください」と言われて、私が「え〜と、それはそこではなくてあちらに。あ、やっぱりこちらに。」みたいな要領悪い指示をしていたら3時間はかかったであろう作業を半分の90分で終えました。N氏を慕っている助っ人の方も「謝礼は要らない」ということだったのですが、それではこちらも何か考えてお礼の品を用意しなくちゃで難しくなるというこちらの事情も汲んでいただいて、少額で良いということで全くの厚意でボランテイア作業をしていただいたようなことでした。

スタジオのご利用者でなければこんな風に<使いやすい収納>について考え付かないでしょうし、すごく有り難かったです。N氏の話だと、楽屋と裏口の間にある扉をベニヤのような安い扉にしてその扉に換気扇をつけて裏口をうっすら開けておけば一般のミュージシャンに貸し出せるのではないかとのことでしたが、そこまでする元気はちょっとないなぁと思ったことです。この状況はいつまで続くのでしょうね。ハードは提供できるのだから、こういう会場を探しているミュージシャンや企画なさる人との出会いがあったらと願っているところです。
現在のスタジオの状況
2020.08.02
スタジオのホームページからのお申し込みページの不具合は修復していただきました。我が家のリフォーム工事も無事終わり、スタジオに運び込んだ荷物を少しづつ元に戻しているところです。改修工事の間、万が一にも職人さんや我が家でコロナ感染者がでたりしたら工事中断して宙ぶらりんのままになりそうで、無事工事が終了してホッとしています。

スタジオを長年ご利用くださっていたピアノの先生から、「このコロナで生徒も減ってしまったし高齢になってきたこともあるしピアノ教室をやめることにしました。長い間お世話になりました。」というご挨拶をいただきました。11月の決まった日にご利用くださっていて半年前の予約開始日の5月1日に毎年きっちりお申し込みくださってきた方でした。今年は5月にお申し込みがなかったけれど、「まだ感染症の先が見えないから様子をみながら7月か8月ぐらいにお申し込みいただけるのだろうか。」と思っていたところでしたのでショックでしたし大変寂しく思いました。「ひとつの時代が終わった」という感じがして。

ピアノは自分の楽器でレッスン受けるわけではなくて何人もの生徒さんたちが先生宅のピアノを触るわけですし、先生もお手本で弾いてみせたりするのに近くに座るのでしょうし、音量もありますから窓を開けてというのも難しいでしょうし、この感染症の中でレッスンを続けるのは難しいですよね。。私の同級生でピアノの先生をしている大阪の友人はZOOMを使ったオンラインレッスンをしていて、最近ではフェイスシールドをしてレッスンしたりもしているのだとか。レッスンそのものもですけれど、通うのに混んだ電車やバスに乗るのもちょっと考えてしまうようなことですものね。

先日、スタジオのピアノの定期調律をしていただきました。例年ですと調律をつけてのご利用があるので度々調律にはいっていただくのですが、ここのところご利用がないので、梅雨明け近くの時期に調律していたいたようなことでした。調律師さんからは「硬い音だったのが柔らかい良い響きになったのにご利用が無いのは残念。」誰かピアノの上手な人に弾きに来てもらうようにお願いしてみようかしらと思いながら、昨日たどたどしいながらピアノ弾いてみたところです。

三密を避けるとなると、もともと50人前後の会場の客席を減らしたら20人ぐらいになってしまうでしょうから、演奏会でのご利用は感染症収束まで無理そう。<ネット配信するような演奏を録画するような場面でのご利用>でもあったらと願っているところです。
二階サイゼリヤオープン
2020.06.27
スタジオの階下、二階にサイゼリヤが6月25日新規オープン。きょう初めて食事に行ってきました。店内明るくて、安くて美味しいです。手前の広いお部屋がいっぱいでも奥に別の客席があります。まだ準備中とのことですが喫煙室も全く別の部屋として用意されています。禁煙のお店が多いですからタバコを吸いたい人には良さそう。パスタなどの量の少ないキッズメニューというのがあるのですが、60歳以上のシニアも注文できるのだそうです。ダイエットメニューとしても良さそう。自分で注文票に記入してオーダーするシステム、オーダーやその確認でお互いに大きな声でやりとりしなくても良いのはコロナ感染を防ぐ意味からも今の時代良さそうです。

スタジオはキャンセル続きで、新規のお申し込みはほとんどありません。「例年だとクリスマスのお申し込みが入る頃なのに。」と思っていたところに、スタジオを始めた頃からのご利用者の方から12月20日のお申し込みが入りました。でもスタジオの申し込みフォームのエラーが出るとのこと。ホームページでお世話になっている方に診ていただいているところです。

スタジオは個人利用の方に細々と貸し出しを続けている状況です。来週から我が家のリフォーム工事が始まるので、家具の移動始め荷物の整理が大変。海外旅行用の鞄やら衣装ケースやらに詰め込んだのをスタジオの楽屋にたくさん並べて置いてあります。スタジオに置けなかったら街中でみかけるトランクルームのようなところを借りなければならなかっただろうと思います。コロナの影響下でスタジオのご利用がないので可能なことです。我が家で使っていた鎌倉彫りの姿見も控え室に持って行ってあります。代わりにスタジオでこれまで使っていた軽い姿見を自宅に持ってきました。鎌倉彫りの鏡は場所をとるのでリフォームが終わってもそのままスタジオに置くことにしようかと思ったりしています。リフォームは7月25日に終了予定。終わったら大量の荷物をまた自宅の方に運んで来なければなりません。外出自粛期間は終了していますが、我が家は職人さんの出入りでまたステイホーム月間になりそうです。
さいたま市上空を羽田への航空機が
2020.02.11
前回書いたシンフォニーオブユニバース二作をその後また見に行き、週末だけの上映でしたので「また翌週も二作見に行こう」と思った時点で、新型コロナウイルスがニュースに取り上げられるようになり、成田方面へ乗り換える日暮里駅の雑踏は避けたほうが良いだろうと思って行くのを断念しました。これはいつになったら鎮静するのでしょう。

羽田空港の離着陸が増えることにともなって、さいたま市上空を飛行機が飛ぶことになった際の騒音などの説明会があってサウスピアに行ってきました。さいたま市上空を通るのは南風の時だけとのこと。<私の聞き間違いでなければ>北風のほうが多くて南風は4割ぐらい。そのうち曇りというのか、パイロットが目視しての曇りのときのみで3時から5時と限られた時間なので上空を飛ぶ機会はごく少ないような説明でした。騒音をヘッドホンで聴ける装置が並んでいて地域を選べるようになっていて「さいたま市浦和区」ということで確認してきました。


懸念したのはバイオリンやギター演奏のピアニッシモが航空機の轟音でかき消されるようなことがある場合、スタジオの貸し出しに差し障るのではないかということ。ヘッドホンで聴く音は屋外、部屋の中、二重窓などいくつかあってスタジオは遮音のため二重窓ですし「問題なさそう」ということでホッとしました。


先日、テスト飛行だったのか、上空を何機も轟音とともに大きな航空機が頭上を飛んで、知人は「機体の文字がよめるぐらいでびっくりした。」と話していました。どの程度の文字がみえたのかまで聞かなかったのですが、確かに<JAL>ぐらいのことだったら見えるのかもしれないと思ったぐらい大きかったです。お天気の良い日に空高く飛んでいる飛行機や飛行機雲に気がつくことがあってもハエぐらいの大きさ(?)にしか見えませんが、先日の浦和上空を飛んでいる飛行機は鳩ぐらいの大きさに見えました。落下物があったらコワイと思ったりもしました。


話まったく変わります。スタジオのマイクはコードレスではなくて長いコードがついていて、使おうと伸ばすとコードが絡んでいつもひと仕事になってしまうのですが、YOU-TUBEでからまない収納方法を紹介しているサイトがいくつかあるのに気がつきました。どれも同じで、一回巻くごとにひねるみたいにする方法。同じ方向に巻いていくと絡むのは必然だったみたい。もっと早く知っておきたかったと思っています。

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