竹内太郎氏の演奏会
2018.12.09
先にご紹介した竹内太郎氏の演奏会のチラシを主催者の真下さんからお送りいただきました。綺麗な空色に雪が舞う素敵なデザインのチラシで、見ているだけでワクワクします。演奏も素敵ですが、毎回、お話の内容も時間(中世)空間(ヨーロッパ)を超えて豊かに広がって「知らなかった〜。そうだったのね。」みたいなことで楽しいです。チラシご紹介させていただきますね。ぜひ聴きにおでかけくださいね。(ご連絡いただければプラネットでもチケットのお取次をさせていただきます。)



下田に毎月通っています
2018.12.01
英国在住の竹内太郎氏のルネサンスギター、バロックギターによる演奏会でのご予約をいただきました。プラネットに演奏においでいたくのは4回目。主催者の真下(ましも)さんがチラシを一週間後ぐらいにお送りくださるそうです。印刷に出されているチラシを添付ファイル(PDF)でお送り頂いているのですが、こちらのブログにはJpegしか載せられないので、後日チラシを頂戴したらアップさせていただきますね。情報だけ一足先に載せておきます。ご予定をたてるのに日程が先にわかっていたほうが良いですものね。1月14日(月/祭日)の14時15分開場、14時30分開演。

前回ブログを書いてからの2週間の間に2回、下田(伊豆)に出かけてきました。一度は義姉妹4人の旅行で、今回で5回目になるその旅行は末の妹がすべて段取りしていて、海と山交互ということで今回は下田に。私は下田の乗馬クラブに移ったことを姉妹たちに話しておりませんので、スーパービュー踊り子で椅子を4人で向かい合わせにして「遠いわね〜。伊豆の先端ですものね。」などと話しているのに相槌をうっちゃったりしておりました。(遠いことに間違いはないので‥。)オバさん4人車中で話して周囲のヒンシュクをかいたくないと思っていたら、同期会なのか20人ぐらいの私たちより高齢の元気なグループがお酒も入って大声で話していて、こちらの会話がお互いに聞こえないぐらいのことでした。そのグループとは予約しておいた昼食の(金目鯛が美味しいと評判らしい)お店もご一緒でした。

「どうしてそんなに遠い乗馬クラブに通わなくちゃならないのか」ということを理解してもらうのは難しいだろうなぁと思うので話せないでおります。近くの乗馬クラブの情報を調べたり実際行ってみたりしましたが、思うようなところは見つかりませんでした。以前通っていた越生の乗馬クラブに他から移ってきた人たちの話を聞いても「前の所では初心者のグループレッスンで、先頭の馬が走り出しちゃったら後の馬も次々走り出しちゃって、皆が次々落馬する場面を見ちゃったら怖くなっちゃって。」みたいな話を聞かされたり。私だってそういう所には行きたくありません〜。

例えば旅先の宿でも「眺めは良いが食事はイマイチ。」みたいなことで<すべて良い>ということは難しいわけですが、下田の乗馬クラブは私にとって「こんな乗馬クラブがあったとは。」と思うぐらい良いのです。ただし遠い。通えるかどうかわからないので一年だけのメンバーになって車で行ったり電車で行ったり色々試しているところです。でも電車でBOSEのノイズキャンセラーのイヤホンで<音楽を聞かずに周囲の音だけ消して読書に専念する>ということにしてみたら、これがなかなか良いのです。今回も往復で平野啓一郎氏の<空白を満たしなさい>を読んで感銘をうけたところです。(ちょっと残ったので帰宅してから続きを読みましたけれど。)前回はヨースタインゴルデルの<マヤ> この二冊は全く違う話なのに根源的な<生きるということはどういうことか>を読んでいる私たちに鋭くつきつけるようなところと、異次元のような変わった話であることは共通しているようで、「こういう本は家で読むより、本から目をあげると車窓からの眺めという非日常の車内で読むのが良さそう。」と思いながら帰ってきました。
同窓会内のミニ講演会のこと
2018.11.22
ここのところ同窓会の行事が続いております。11月の第三土曜日にはプラネットでちょっと早いクリスマスチャリテイコンサートをしておりました。卒業した女子大にゆかりのある演奏家を招いての会で、中には女子大を卒業してから芸大に入り直したような方がいたり。10年以上続いた演奏会でしたから来場される方々も当初75歳だった方は85歳になるわけで高齢化してきたこと、一度お靴のお間違いがあったことから「お靴で入れる階段ではない会場になさっては?」と提案してプラネットでの演奏会は一旦終了となりました。

その代わりにミニ講演会をこの時期にすることになって、昨年はそれがきっかけでネパールの子供たちを支援しているギター二重奏のマリアデユオと直接知り合う流れになったことをこのブログに書きました。先週の土曜日にはミニ講演会の二回目、吉祥寺で<田んぼカフェ>をなさっている卒業生で<メダカの学校>という会を主催して無農薬のお米作りまでなさっている方の講演会がありました。

無農薬栽培のたんぼにはアマガエルやメダカ始め多くの植物、生物も生息していて、虫を食べに鳥たちが集まってくるのに対し、農薬を使っているたんぼで生物は生きられないので静まり返っているそうです。国で許可されている病害虫防除や除草剤などの種類のあまりの多さに圧倒されました。それらは国の許可を受けているので何も表示しなくて良いのだそうです。野菜についてもEUではすでに禁止されているネオニコチノイド系農薬クロアチアニジンというのが2015年から残留基準が改正されて例えばミツバでは100倍、カブの葉などは(食べないと思われているからかしら?)なんと0.02から40ppmと2000倍に緩和されているのだそうです。

水を張った水田は湖沼のほかに雨をよぶ大事な場所であることも。これまでたんぼや畑は国土の大事な部分だったので転用には厳しかったのですが<太陽光発電は緑化とみなす>という法律ができたのだそうです。太陽が照りつけると70度から80度の熱が発せられ上昇気流が発生するし、地面にはツタなどがからみつかないように除草剤がまかれ、それも食べ物ではないので残留基準もないまま。ソーラーパネルは危険物質がいっぱいで処分の目処がたっていない原子力発電の廃棄物と同じではないか?というようなことも。ソーラパネルは火事の光でも発電をするのだそうで。消防士は感電しない装備をしないと消火にかかれないなどなど。家の建て替えで屋根にソーラパネルをみたいに安易に考えてしまいそうですが、考えなくてはなりませんよね。風力発電も支柱を立てるために重機を山にあげるために道路を整備したりで山はズタズタに傷つけられてしまうそうです。しかも上空で気流を乱している。これまで「環境に優しいエネルギー」と思っていたものに裏ぎられた思いで衝撃を受けました。

異常気象や災害はこういったことと関係無しと言い切れるのだろうか?と危機感をもちました。水を張った水田と、そこに置かれたソーラパネルでは温度が違ってきそうですものね。山の斜面が無残に削られてソーラパネルが並んでいるのを見ることも増えてきました。夏の猛暑などはこういったことと果たして無関係なのでしょうか? いろいろ考えさせられた講演会でした。

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