明日はフルートの発表会
2018.11.03
明日は某会場で私自身のフルートの発表会。与野でのフルートアンサンブルに所属していた頃、指導をしてくださっていた先生に、スタジオで5人での別アンサンブルを見ていただくようになりました。それが2人に減ったり3人になったりしていた頃、同じ先生の指導を他でうけている方たちとプラネットで内輪の発表会が始まりました。会場を(無償)提供するのは日頃お世話になっていることですし、自分が楽器持って遠出しなくて済むので良かったのですが、当日、発表会だけでなく、その後の打ち上げの会場の手配やら、先生や伴奏者への花束の手配など一切自分が仕切るようなことになって(そういうのが苦手な私には)結構大変。それに気がついた先生が別会場で発表会をしましょうと提案くださってホッ。

いつも思うことですが、私はハードだけを提供する側。ソフトはご利用になる主催者がという組み合わせで、日頃の演奏会や練習会が成り立っております。スタジオを立ち上げたばかりの頃、しばらく年に2回だけでしたが自主企画の演奏会をしておりました。自分で演奏家を招いて演奏会を開いてみて、ご利用者の方々には照明や空調を始めとする会場説明の仕方もわかってきたようなことでした。自分で主催してみる体験は必要だったと思います。


スタジオを造る前には、「私は(親しい音楽仲間に)入口の鍵を貸すだけ」ぐらいに考えていました。でも実際に演奏会を開催してみると段取り始めいろいろと大変。主催者と演奏家が違う場合でもけっこう大変なのに、借りてくださる責任者がご自分も演奏で参加するような内輪の会がプラネットでは多いので、会の段取り進行などに気を配りながらご自分も演奏を披露するというような方たちには本当に頭がさがります。当日より事前準備が大変だったりいたします。


話変わって、自宅でフルートの練習はオーデイオなどがある部屋で、ギターは姿見の前で姿勢見ながらなのでクロゼットのある部屋でと別なのですが、先日、ギターをたてかけてある部屋でフルート吹いたら曲の最後のH(シ)に合わせてにギターが鳴っているのに気がつきました。気をつけてみたら曲の途中でも開放弦(ミ、ソ シ ラ)と同じ音では弦が共鳴してかすかに鳴っているのでした。レだけが共鳴しなかったのは弦が緩んで音程のズレ幅が大きかったみたい。


明日はヘンデルのフルートソナタを吹くことになっています。三人でのアンサンブルもあって同じヘンデルの<流るるはあつき涙>。ヘンデルのフルートソナタは40年ぐらい前に吹いて以来です。若い頃と曲の理解や思い入れが全然違っています。「年齢を重ねるってこういうことか。」と思ったりします。「50歳から人生は楽しい」みたいに言う人がいますが、私も若い頃より今の方が楽しくなってきているように思います。
この一週間のこと
2018.10.27
あっというまにマリアデユオ企画の都内での演奏会、翌日のスタジオでのギター演奏会から一週間経ってしまいました。プラネットでの新野英之氏と大坪純平氏の演奏会においでくださった皆様どうもありがとうございました。素敵な演奏を聴かせてくださったお二人に感謝!  プラネットの広さはギターの響きにちょうど良いのではないかしら。演奏家のお二人も気に入ってくださったようで「次回を計画したいよね。」とおっしゃってくださっていました。

その前日、マリアデユオ企画の演奏会には都内在住の高校時代の友人を誘ってでかけました。メール交換だけで「会うのは3年ぶり」と彼女から知らされてびっくり。3年と言ったら中学や高校に入学して卒業するぐらいの年月。会場となったカフェで彼女が最前列に席をとってくださっていました。「ギター界では知らない人はいないのよ。」と紹介された方がお隣で、ステージでお見かけしたことのある著名なギタリストさんも来られていて盛況。フランスから来日されたジェラールアビトン氏の演奏は素晴らしく、「来年もまた日本に来たい」と言われていましたから今年聴けなかった方は次回には是非!

友達とはその後池袋に出てベトナム料理のお店に。友達が話題にした「ふげんびょう」というのを知らなくて「どういう字?」と聞いたら「夫源病」とのこと。文字通り旦那さんが原因で体調を崩すようなことで、ネットで見てみたらいわゆる更年期と言われてきたものも夫源病だったりするようなことが書いてありました。職場のストレスなら我が家に戻って解放されるでしょうが、家にストレスの原因が居るのでは大変そう。

22日23日は温泉病院に足のリハビリに。温泉病院に通い始めたときに(今は他に移られた)療法士さんに「スタジオと足とどっちが大事?」と言われてスタジオを一度はやめようとしたのでした。調律師さんが「調律がある貸し出しは代行します。」ということで、調律をつけてくださる方のみの貸し出しに限定してスタジオを続けてこられたようなことでした。跛行はしておりますがリハビリの甲斐あって痛みは解消したので私もスタジオの貸し出しに少しだけ復帰できました。「今回で温泉病院通いも御終い」と思って菓子折なども持参して「おかげさまで足の調子も良いのでしばらく様子を見ようと思います。」とご挨拶。療法士の先生は「リハビリは好きなことをするためにしていること。好きなことが自由にできるようになったのなら時間とエネルギーは是非とも好きなことに使ってください。」と言ってくださって感激。逆に「こんなに良い療法士の先生とこれっきりにしたくない。」と思ってしまったようなことでした。

勝沼インターをおりて山に囲まれたぶどう畑沿いの道を走って、笛吹川を越えて温泉街に入るところで故郷に帰ったような気になって「今回が最後」と思ったら、たまらなく切なくなりました。結論として「車検のように年に2回、比較的時間のとりやすい2月8月にメンテナンスのように来ることにしよう。」ということにしました。

温泉病院でのリハビリが1時半と早く終わったので、初めて青梅街道を通って帰って来ました。高速をつかって2時間強ぐらいで往復しているところを柳沢峠から奥多摩湖をとおって道の駅などで休憩とりながら6時間かかって帰宅。カーブの多い山道でしたが紅葉が始まっていて、自宅から観光で出かけるには遠いけれど、山梨の温泉病院からの帰りの片道なら走りとおせます。昨年の秋には秩父から雁坂峠を走って温泉病院に向かって紅葉を楽しんだことを思い出しました。柳沢峠の現代風茶店(?)での湧水によるコーヒーが美味しかったです。学生時代、吉祥寺にいたので青梅街道は馴染みがあって、青梅街道を山梨側から走れたのは嬉しかったです。
健康長寿
2018.10.19
AIが導きだした健康長寿について取り上げたNHKの番組ご覧になりましたか? 平均寿命と健康寿命が異なることはよく言われますが、男性では9年、女性では12年も開きがあるのだそうです。晩年12年も寝たきりでは悲しいです。番組の最初に「食べ物より運動より◯○」というようなことで、見ている側は「え?それってな〜に?」と思うようなことでした。

番組の詳細について解説したページをブログの最後にご紹介しておきますので、関心のある方はそちらを見ていただくとして、○○にはいるのは実は<読書>ということでした。健康寿命が一番長いとされる山梨県に行ってみたら図書館が多い(人口に比してだったかしら?)というようなことで私が温泉病院に行くと、リハビリの予約時間まで待つのに立ち寄る図書館も映りました。病院から一番近いこじんまりした図書館は最近閉鎖されてしまったのですが、かなり大きな二つの図書館が車をちょっと走らせた所にあります。「神の雫」のような漫画もあるのにちょっと驚いたり。第二の故郷みたいになっている山梨が健康長寿日本一というのはちょっと嬉しい気がしました。


話とびますが、草笛光子さんの舞台「6週間のダンスレッスン」見てきました。友達にその話をすると「テレビで練習風景を見たわ。」と言う人が多いです。舞台の最初では66歳というような自己紹介で始まるので「お若い役の設定なのかしら。」と思っていると途中で口をすべらせて84歳とうっかり実年齢を言う場面があって客席の笑いをとっていました。ダンスレッスンを受ける話ですから、ワルツやタンゴを実際踊ります。身のこなしが軽やかで素敵、すっかり憧れてしまいました。図書館で「いつも私で生きて行く」という草笛さんの本を借りてきたらパーソナルトレーナーをつけての筋トレは70歳を過ぎてからできっかけは2006年初演の「6週間のダンスレッスン」だったのだそう。


日経おとなのOFFの表紙に「驚きの84歳」ということできくち体操の創始者の菊池和子さんが載っています。草笛さんと同じ84歳。女性の健康寿命は平均で74歳ということですからお二人のようにそれを上回って溌剌としている方を目標としていきたいと思うこのごろです。

番組の詳細 http://www.nhk.or.jp/lifestyle/article/detail/00692.html

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