浦和ギターマチネ/さいたま市在住の二人のギタリスト
2018.09.29
このブログは三つの記事が表示されるので、そのうちの一つをスタジオ直結の話題にしていけたらと思っています。今回はさいたま市在住の二人のギタリストが共演なさる演奏会のご案内。チラシの裏にはお二人のプロフィールとスタジオの地図が載っています。お二人のプロフィールはそれぞれのページをみていただくことにして、チラシの表面を載せておきますね。(リンクが上手に貼れなくてゴメンナサイ。お手数ですがコピーペーストしてくださいますように。<a href 以下頑張って入れてはみたのですが‥)
地元のギター愛好家の方々の演奏会で12月に初めてご利用くださる方々がおいでなので、会場の下見においでくださった主催者の方にチラシをお送りしてみようと思っています。スタジオに来場されたことがない方たちには、ご自分たちが演奏する予定のスタジオでのギターの響きや雰囲気を知っていただくのに良い機会でもありますし、もちろん演奏そのものもギター愛好家の方々には是非とも聞いていただきたいと思いますので。
新野英之氏
https://profile.ameba.jp/ameba/s-guitar-n-sound
大坪純平氏
http://junpeiohtsuboguitar.wixsite.com/junpei-ohtsubo-/biography
地元のギター愛好家の方々の演奏会で12月に初めてご利用くださる方々がおいでなので、会場の下見においでくださった主催者の方にチラシをお送りしてみようと思っています。スタジオに来場されたことがない方たちには、ご自分たちが演奏する予定のスタジオでのギターの響きや雰囲気を知っていただくのに良い機会でもありますし、もちろん演奏そのものもギター愛好家の方々には是非とも聞いていただきたいと思いますので。
新野英之氏
https://profile.ameba.jp/ameba/s-guitar-n-sound
大坪純平氏
http://junpeiohtsuboguitar.wixsite.com/junpei-ohtsubo-/biography
2018.09.29 16:18
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| スタジオに関すること
リメンバーミー
2018.09.23
リメンバーミーのDVDを借りてきました。メキシコのお話ですが、日本のお盆のように祭壇を作って先祖を敬う日のお話。亡くなった人たちの黄泉の世界が描かれていたりしますから「お彼岸に(ご先祖様のことをを思いながら)見るのになんとふさわしい映画!」と思いました。一度見終えると「あの場面がこの場面の伏線だったか。」というような箇所がいくつもあって、最初からもう一度見たくなります。
一週間借りてあったので日本語字幕と英語字幕と、ボーナストラックとしてメイキングのようなスタッフの裏話が入ったのと三回も見てしまいました。借りてある一週間の間に繰り返し3度も見たのは初めてです。色彩も綺麗ですし、心温まるハッピーエンドも(見ていない人にネタバレになってしまうので書けませんが)あらすじを知っているのに毎回涙‥でした。
ボーナスで入っているメイキングというと、一般的にはボツになったシーンが入っていたり、裏話をちょっと紹介みたいなのが多いように思いますが、映画と同じ長さで逐一この場面は「メキシコのこういう慣習を取り込んで」というような細かい解説があるのが興味深かったです。アニメの中で主人公といつも行動を共にしているダンテという犬が、ショロ犬というメキシコ特有の犬であることの紹介動画も、実際のショロ犬がたくさん見られて楽しかったです。ネットで見てみたら毛が生えていないので湯たんぽ代わりみたいな実用犬だったりするのだとか。メキシコでは<死んだ魂を目的地に導く>と伝えられてもいるのだそうです。
映画にはギターが登場したりスペイン語が飛び交ったりするのも、ギターもスペイン語もかじっている私には嬉しいことでした。
上記でみられない場合you-tubeのURL(予告編)
https://www.youtube.com/watch?v=-9b9jireyKQ
一週間借りてあったので日本語字幕と英語字幕と、ボーナストラックとしてメイキングのようなスタッフの裏話が入ったのと三回も見てしまいました。借りてある一週間の間に繰り返し3度も見たのは初めてです。色彩も綺麗ですし、心温まるハッピーエンドも(見ていない人にネタバレになってしまうので書けませんが)あらすじを知っているのに毎回涙‥でした。
ボーナスで入っているメイキングというと、一般的にはボツになったシーンが入っていたり、裏話をちょっと紹介みたいなのが多いように思いますが、映画と同じ長さで逐一この場面は「メキシコのこういう慣習を取り込んで」というような細かい解説があるのが興味深かったです。アニメの中で主人公といつも行動を共にしているダンテという犬が、ショロ犬というメキシコ特有の犬であることの紹介動画も、実際のショロ犬がたくさん見られて楽しかったです。ネットで見てみたら毛が生えていないので湯たんぽ代わりみたいな実用犬だったりするのだとか。メキシコでは<死んだ魂を目的地に導く>と伝えられてもいるのだそうです。
映画にはギターが登場したりスペイン語が飛び交ったりするのも、ギターもスペイン語もかじっている私には嬉しいことでした。
上記でみられない場合you-tubeのURL(予告編)
https://www.youtube.com/watch?v=-9b9jireyKQ
<マチネの終わりに>の映画化
2018.09.16
平野啓一郎さんの<マチネの終わりに>が映画化されることが話題になったのをきっかけに、
買ってあった<マチネの終わりに>のCDを久しぶりに聴きました。このCDは2016年の10月19日発売。私は発売前に予約しておりました。というのも、小説ではギターの名曲が演奏される場面が多い中で、ただ一曲だけ架空の曲<幸福の硬貨>というのがあって、当然のことながら聴いたことがないわけで、小説読みながら「どんな曲かしら?」と思っていたのでした。それが新たに作曲されて収録されているとのこと。「どんな曲になったのだろう? 聴いてみたい!」という思いからでした。
この<幸福の硬貨>はボーナストラックとしてCDの最後にもはいっていて、CDの解説によれば最初の演奏(2分30秒)よりやや長い(2分52秒)ゆったりした演奏になっているのは、小説の中で二回演奏される状況が違うので、それぞれ弾き分けているのだそうです。他の曲についてはこのCDのために新たに演奏したわけではないので演奏した年齢に25年の幅があるそうです。そういう観点からもちょっと面白いCDなのかもしれません。
このCDが発売された後に、作品のモデルと(読者の皆が思っているであろう)ギタリスト福田進一氏、作家の平野啓一郎氏、それに<幸福の硬貨>を作曲した林そよか氏の三人のトークもある白寿ホールの演奏会も聴きに行きました。いつだったろうか?と思ったら2017年の1月7日のこと、私の記憶が間違っていなければ、新聞に連載している頃から「映画化はしないでほしい。」という声が上がっていたようでした。主人公たちのイメージが演じる役者さんのそれになってしまうからというようなことで。今回の映画化では福山雅治さんと石田ゆり子さんが演じるということで、映画化しないでほしかった人たちにとってはどうなのだろうか?イメージに近いのかしら? と思います。
「映画化されることで、クラシックギターの魅力に多くの人が関心を持ってくれると良いのだけれど。」と私のギターの先生が言っていました。ヴィラロボスのガボットショーロとかピアソラのタンゴ組曲とか私は大好きなのですが、巷ではあまりポピュラーではなさそうですものね。ギター曲というと「禁じられた遊び」「アランフェス」「カヴァテイナ」といったところどまり。私は最初に(フルートとの二重奏の)ギターのパートナーがスタジオに持ってきてくれた(その人がスペインで師事していた)ホセルイスゴンザレスのCDのスペイン舞曲 アンダルーサを聴いた時の衝撃が忘れられません。「ギターってこんなに表現豊かな楽器だった?!」 本来ピアノ曲なわけですが、まるでギターのために作られたように思われるほど素敵な演奏です。
「ギターはその音色を聴くのが好きなのであって、習い始めちゃったのは誤りだったのではなかっただろうか?」と思うこの頃です。でもたとえば老後、どこかの施設に入らなくちゃならないようなことがあったとしてフルートだと響きすぎて部屋で吹けないけれど、ギターなら迷惑にならずに部屋で一人で弾いて楽しめそうだし、フルートでは演奏を聴いてもらうことしかできないけれどギターなら歌の伴奏できたりもしそうだしと思ってみたりしております。
買ってあった<マチネの終わりに>のCDを久しぶりに聴きました。このCDは2016年の10月19日発売。私は発売前に予約しておりました。というのも、小説ではギターの名曲が演奏される場面が多い中で、ただ一曲だけ架空の曲<幸福の硬貨>というのがあって、当然のことながら聴いたことがないわけで、小説読みながら「どんな曲かしら?」と思っていたのでした。それが新たに作曲されて収録されているとのこと。「どんな曲になったのだろう? 聴いてみたい!」という思いからでした。
この<幸福の硬貨>はボーナストラックとしてCDの最後にもはいっていて、CDの解説によれば最初の演奏(2分30秒)よりやや長い(2分52秒)ゆったりした演奏になっているのは、小説の中で二回演奏される状況が違うので、それぞれ弾き分けているのだそうです。他の曲についてはこのCDのために新たに演奏したわけではないので演奏した年齢に25年の幅があるそうです。そういう観点からもちょっと面白いCDなのかもしれません。
このCDが発売された後に、作品のモデルと(読者の皆が思っているであろう)ギタリスト福田進一氏、作家の平野啓一郎氏、それに<幸福の硬貨>を作曲した林そよか氏の三人のトークもある白寿ホールの演奏会も聴きに行きました。いつだったろうか?と思ったら2017年の1月7日のこと、私の記憶が間違っていなければ、新聞に連載している頃から「映画化はしないでほしい。」という声が上がっていたようでした。主人公たちのイメージが演じる役者さんのそれになってしまうからというようなことで。今回の映画化では福山雅治さんと石田ゆり子さんが演じるということで、映画化しないでほしかった人たちにとってはどうなのだろうか?イメージに近いのかしら? と思います。
「映画化されることで、クラシックギターの魅力に多くの人が関心を持ってくれると良いのだけれど。」と私のギターの先生が言っていました。ヴィラロボスのガボットショーロとかピアソラのタンゴ組曲とか私は大好きなのですが、巷ではあまりポピュラーではなさそうですものね。ギター曲というと「禁じられた遊び」「アランフェス」「カヴァテイナ」といったところどまり。私は最初に(フルートとの二重奏の)ギターのパートナーがスタジオに持ってきてくれた(その人がスペインで師事していた)ホセルイスゴンザレスのCDのスペイン舞曲 アンダルーサを聴いた時の衝撃が忘れられません。「ギターってこんなに表現豊かな楽器だった?!」 本来ピアノ曲なわけですが、まるでギターのために作られたように思われるほど素敵な演奏です。
「ギターはその音色を聴くのが好きなのであって、習い始めちゃったのは誤りだったのではなかっただろうか?」と思うこの頃です。でもたとえば老後、どこかの施設に入らなくちゃならないようなことがあったとしてフルートだと響きすぎて部屋で吹けないけれど、ギターなら迷惑にならずに部屋で一人で弾いて楽しめそうだし、フルートでは演奏を聴いてもらうことしかできないけれどギターなら歌の伴奏できたりもしそうだしと思ってみたりしております。