アイランドホースリゾート那須
2018.08.11
台風が関東地方直撃するかもしれないと報道されていた9日の午前中、アイランドホースリゾート那須での外乗を知人が予約してくださっておりました。「キャンセルする?どうする?」というようなメールのやりとりをしたあと、前日8日に問い合わせをしようとしたら定休日で「行ってみるしかないよね」ということで果敢にでかけました。大宮駅で東北方面の新幹線ホームは溢れんばかりの人でびっくり。ちょうど私が乗る8時10分の新幹線の直前に二台の青森行きがあって、それが混雑していたので「これから東北方面に台風が行くのにみなさんお出かけするのだ。」と自分のことを棚に上げて思ったりしました。

途中青空も見えてきて「これなら騎乗できそうね。」と話しながら向かいました。雨は大丈夫でしたが暴風に近いような風がすごくて、折れた枝などが飛んでくると危険なのでショートコースに変更ということでした。木々を揺らす風のゴーッという音がすごくて、馬が驚いて暴走しちゃったら柵のある馬場ならいざ知らずこの広さで突っ走る馬にしがみついている自信もないので乗るのをやめようかと一度は思ったのですが「せっかくここまで来たのだ」と思い直して乗ることに。(左が私)



東京ドーム11個分の広大な敷地。これまでも富士山の裾野などの外乗に行ったことがありますが、一般のトレッキングコースなどを利用したもの。こちらは自社の敷地内での外乗ができます。北海道ならいざしらず首都圏からこんな近いところにこんな広々したところがあるなんて。」と驚くやら感激するやら。地名に那須とついていますが実際には大田原市のようです。

こちらでは馬糞を利用した無農薬野菜を作る農場を持っているのだそうで、乗馬クラブの受付や更衣室などがあるクラブハウスが眺めの良いレストランにもなっていて、私たち以外はランチだけに来られたような家族がお食事を楽しまれていました。都会的でお洒落なレストランで風景が美しく見える大きなガラスの壁面の向こう側に、思いがけずミニチュアホースが登場してちょっとした芸も披露してくださって子供さんたちが(私もですが)喜んでいました。

YOU-TUBEにこちらの紹介がありましたので載せておきます。この最後にレストランの隅の方にピアノがあるのが写っていますが、ときどきライブなどもなさっているのだそうです。乗馬して美味しいお食事をいただいて生演奏もついていたら最高の贅沢。こちらの農場ではこの4月から湯津上村民食堂というレストランも始められたのだそうです。村民食堂は軽井沢(星野リゾート)が有名ですが関連あるのかしら??



乗馬の案内をしてくださった女性スタッフの車に NO HORSE/ NO LIFEというステッカーが貼ってありました。「馬がいなかったら人生じゃない」ぐらいの感じでしょうか。

宇津井健さんが80歳でスペインに10年ぶりに(奥様の介護で中断していた)乗馬をなさったドキュメンタリー番組があったことを乗馬雑誌で知りました。70歳過ぎてから人生すごく楽しくなったのでもっと早くに70歳代になりたかったと話されていたそうです。なんだか嬉しくなりました。私も80歳までスタジオもお馬さんも続けられたらと願っています。
つれづれ
2018.07.29
またまたブログの更新できないでいるうちに一ヶ月経ってしまいました。西日本の土砂災害、復旧もままならないうちにまたもや台風がいつもとは違うコースで通るようなことで大変。昨日はギターの発表会でご予約いただいていたのが台風で延期に。きょうはいつも第4週にご利用のジャズボーカルのグループの主催者が先週は浦和祭り参加のため本日ご利用くださいました。

先日、三階のスタジオの階段を降りてきたら顔見知りの方とばったり。「職場がここなもので。」と何気なく言ったら「まぁ、お仕事なさっているの。いいわね。」と仕事の内容も聞かずに言われました。確かに世間では退職する年齢なわけですから、まだ仕事があって働いているというのを羨ましく思う人もいるのかもしれません。でもこのビルはダンス教室と居酒屋さんしか入っていません。足に問題を抱えている私がダンス教室で働いているとは思えないでしょうから居酒屋さんで働いていると思われたかしら?

この一ヶ月間の変化といえば、これまで通っていた越生の乗馬クラブを退会して、通えるかどうか自信ないけれど下田の乗馬クラブに行き始めたこと。(はい。あの伊豆の先端の下田です。)秩父や春日部から通われている人がいるとお聞きしたことで、私も同じ埼玉の人間として「もしかしたら私にも通えるかもしれない。」と思った次第。<馬にも人にも優しい>というセンタードライデイングという乗り方でのレッスンをしていただけるところがポイント。演奏家の方たちがワークショップで体験されることの多いアレクサンダーテクニークのようなことも含まれています。センタードライデイングの本にはアレクサンダーさんの乗馬姿の写真もありました。(あれ?これって前に書いたことあったのだったかしら?)

下田にはここのところ電車での日帰りを二回、車で一泊二日を一回、いろいろなパターンを試してみています。最初に下田乗馬クラブに行ったのは1月、爪木崎の水仙を友達と観に行った時とき寄ってみたのでした。その時には「遠いので滅多にこられないだろう。」と思ったのでした。

越生の乗馬クラブを退会したのは私が専用馬にしていたジュピターを買い取って自馬になさった人がいて、私はもう乗れなくなってしまったことも大きかったです。そう知らされての最後のレッスンで「ラスト一周」と言われて「二度とジュピターには乗れないのだ」と思ったら涙がこぼれて、お馬さんから降りてから大泣きしました。まるで失恋した気分。自馬になさった人はその後、他のクラブにお馬さんごと移籍なさったことを先日知らされました。「自分がこんなに馬が好きだった」なんて、ノホホンと育ったのでこの歳まで気がつかなかったことが迂闊だったと思います。年下の従姉妹は高校から乗馬部で障害なども飛んでいたのに‥。
JR東日本大人の休日倶楽部乗リ放題 ほか
2018.06.28
あっというまに前回の日記からひと月経ってしまいました。このひと月、怒涛のような日々を過ごしておりました。一番の出来事は、元気だった従姉妹が突然亡くなったこと。「ピンピンコロリが良い。」と申しますが、周囲はショックが大きくて大変。ほどほどが良いと思ったことです。(思ったところでそうなるわけではありませんが。)私も彼女のように突然逝ってしまうようなことになると、スタジオの御予約を頂戴している方たちにご迷惑おかけしてしまうことになりますから、「何歳までスタジオを続けようか?」と思ってしまいます。可能であれば私がダウンしても引き継いでくださる人がいたらと思うのですが‥。

JR東日本大人の休日倶楽部乗り放題が一年に三回あるのを利用して、二泊三日で青森のほうにでかけてきました。いつも浦和駅北口を利用するので、気が付かなかったのですが、東西にでる正面の改札を入ったところに、私が五所川原で見てきた<たちねぷた>が飾られているのに初めて気が付きました。いつからあったのだろうか?

五所川原には太宰治の生家である斜陽館を見たくて出かけたのでしたが、レンタカーを借りて五所川原に向かうと途中から<たちねぷたの館>の(漢字表記が探せません)大きな看板が「ここから何キロ」という表示が度々でてきて、そちらを先に見学することに。高さ23メートルものねぷたが展示されている建物は6階建て、4階までエレベーターでねぷたの高さまで上がって、そこからスロープで降りながら間近にねぷたを見られるようになって見応えありました。1998年から90年ぶりに祭りを復活させたということで、一度廃れたものを再現するのはどれほど大変だったことかと思います。祭りのようすが上映されているのを見て「一度祭りそのものを見てみたいものだ」と思いました。

大宮駅の新幹線乗り場は<大人の休日倶楽部>が使える世代の人たちであふれかえっておりました。青森までのはやぶさは全席指定。指定券を買いに行ったら私の希望の時間帯の列車は満席。東北の方達は逆に伊豆箱根などこちらへ出かけてくるようなことで賑わうらしいです。梅雨時の旅行者が少ない時期に設定したJR東日本のアイデアはなかなかだと思います。京都始め観光地が多くて一年中利用者の多い他の地域ではそういう乗り放題は無いのだとか。

斜陽館は50年間旅館として使われてきたのを1億7千万(だったと思う)かけて、復元したもので2004年から国の重要文化財に指定されているそうです。梅雨の時期でしたが三日間お天気にも恵まれてラッキーでした。

2018.06.28 11:06 | 固定リンク | 未分類

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