スタジオでのジャズにまつわる話
2016.11.06
当スタジオは発表会や仲間内でのご利用が大半で、皆様においでいただけるような会のご案内をさせていただける機会はそう多くありません。ショコラプラスのごコンサートの記事をご覧になって「知っていれば行きたかったのに。」と思われたような方々のためにショコラプラスのホームーページをリンクしておきますね。ブログに当スタジオでのコンサートの模様なども紹介くださっています。ショコラプラスのページ

スタジオを始めて最初のジャズライブはドラムの(故)ジミー竹内さんをお招きしての会でした。スタジオ始めたばかりで閑古鳥状態だった頃に、昔、テニススクールでご一緒だったU氏が当時サンケイリビング新聞で紹介されたスタジオの記事をご覧になって「お久しぶり!」と電話くださいました。大宮でVILLAというお店をなさっていた方です。カラオケではなくU氏の弾くギター(エレアコ)伴奏で歌ったり、U氏のギター弾き語りを聴ける素敵なお店でした。スタジオのカウンターの中に折りたたみの赤い椅子にfrom VILLAと貼ってあるのがその方からのスタジオオープンのお祝いプレゼント。

「ゴルフをすれば一回これぐらいは使う」というぐらいの金額を何人かで出し合って、お友達をお家に招待するような感じで主催者はチケット販売をしても、なお持ち出しでジミーさんの会をなさっていたようでした。毎回、ヴォーカルの女性もはいって、当時はまだ司会用のソニーのマイクしかスタジオには置いてなかったので、ヴォーカルの方たちはご自分のマイクを持参なさっていました。

ジミーさんに初めてお会いした時にいきなり「奥さんですか?」と聞かれて「??」だったのですが、要はスタジオを主宰している夫の手伝いをしているのか、私自身が主宰しているのか?という意味なのでした。20年前には「スタジオのオーナーは男性だと思っていた」と言われることが多かったです。時代も本当に変わりましたよね。この20年の女性の活躍は目覚しいものがあります。女性に選挙権が無かったなんていう時代もそう遠くない昔にはあったわけですが、今の若い人には信じられないでしょうね。
ショコラ プラス の素敵なコンサート
2016.11.05
11月3日のショコラプラスのホリデイアフタヌーンコンサート、素敵な演奏に加えて、会場設営から音響機器ののセッテイングまで主催者も兼ねてご利用くださった藤野様、どうもありがとうございました。聴き手と溶け合った素敵なライブになりました。ご来場くださった皆様、どうもありがとうございました。

M様主催でジャズピアノの藤野様が演奏に来られたのは、かなり前のことになります。藤野様は地元出身の方で奇しくもプラネットの調律師のT氏の同窓生ということなのでした。都内でのライブが中心なので、地元でのお知り合いの方たち向けに浦和でも‥ということで、昨年初めてヴォーカルとベースの三人のショコラプラスとしてライブをなさいました。

スタジオで月に一度のジャズボーカルの会があった頃にその指導者のお勧めのシュワーのヴォーカル用マイクは二本そろえたのですが、リヴァーブはないので、藤野様はご自分の装置を持ってこられています。都内のライブハウスでのライブをそのまま再現してくださるようなことで素敵です。you-tubeで(インストルメンタルだけの)演奏を紹介したスライドを見つけたのでお借りしてご紹介させていただきます。これは越谷のワインバーでの演奏とのこと。浦和にもこういうお店があったら‥と思います。



昨年もそうでしたが、リクエストコーナーがあって休憩時間にリクエストカードを集めて、二部に入ると次々とそのリクエストにこたえて、数々の懐かしいスタンダードを聴かせてくださいました。リハ無しにあれだけたくさんのリクエストに応えるってすごいと思います。聴きに来られている方々が同世代のためか、私が好きな曲ばかり、カーペンターズの曲始めお馴染みの曲が次々披露されて楽しかったです。

12月10日の夜に<ジャズの夕べ>を主催なさる管家さんもご夫妻で聴きに来てくださいました。そちらの会のご案内も近々チラシをアップいたしますね。
現代ギター11月号にギターの大坪先生の記事
2016.11.02
現在発売中の現代ギター11月号に私が現在レッスンを受けているギタリストの大坪純平先生が載っています。<愛器を語る>ということでペドロ・バルブエナというギターと共に4ページの取材記事です。現代ギターは書店に置いていないことが多いですが、浦和駅東口のパルコの上の中央図書館に置いてあるようです。機会がございましたら是非ご覧になってみてください。

大坪先生のお住まいが我が家から車で15分ぐらいの所にあって、レッスンに月に二回通っていたのですが、大宮乗り換えの東武線沿線に越されてしまいました。近くに駐車場がなく、電車で行くにしても駅からも歩くのだそうで、足の悪い私がギター持って通うのは大変ということで、この春からスタジオに教えに来てくださっています。私の後に遠方から(行徳だったかしら?)通って来られる生徒さんのレッスンもスタジオでなさるということで、出張料が無いかわりにスタジオ使用料も無し。先生はスタジオでのレッスンが終わると、スタジオは駅近なので都内にそのまま出抜けられるようなことが多いです。「きょうはこれから現代ギターの取材を受けに行ってきます。」みたいな感じ。

「きょうはこれからメキシコから来日しているギタリストのレッスンを受けに行きます。」という日には「何の曲でレッスン受けられるのですか?聴かせていただきたいです〜。」ということで「蛙たちの夜」という、メキシコ人の作曲家に直接メールして取り寄せたというのを聴かせていただきました。後で先生のブログを読んだら浦和の市民会館での<さいたまでギターを聴く会>で日本初演ということで、その<蛙たちの夜>を演奏なさっていました。

ギターはいっこうに上達しませんが、「プロのギタリストの演奏をスタジオでたった一人で聴かせていただけるなんて贅沢!」と思います。

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