愛犬とのお別れ
2016.12.02
黒ラブのアルフィが天国へ旅立ちました。最近はペットではなく伴侶動物と呼ぶようになっていること、人間も動物も高齢化してきている話題などをNHKで取り上げたのをみたところでした。我が家にアルフィを迎えた時から先に逝くことは覚悟していことではあるのですが、あまりに突然だったことに加えて、前に我が家にいたゴールデンレトリバーが16歳までの長寿でしたから、アルフィも12.3歳までは居てくれるものと思っておりました。9歳半での旅立ちは早すぎました。

旅立ちは26日(土)。24日に検査した結果を聞きに行く予定の日の午前中のことでした。一度家でバッタリ倒れて主人が叩いたり揺すったりして蘇生させたような状態で急いで総合病院に連れて行って「息が苦しそうなので酸素吸入しましょう。」と看護師さんに連れられてゼイゼイしながらもスタスタ歩いて診療室に入っていきました。「よかった!これでラクになる。」とホッとしていたら「容態が急変しました」とのことで、心臓マッサージを受けているアルフィの元に。

「検査で寿命を縮めたのでは」と思ったりもしましたが、MRI画像で首の奥に腫瘍が広がっているのを見せられて、よくここまで頑張った。」と思いました。11月はじめに左前足を麻痺したようにひきずるようになってかかりつけの獣医さんでレントゲン撮ってもわからず、総合病院を紹介されての検査でした。検査をうけていなければ原因さえもわからず「もっと早く検査をうけていれば回復したのでは。どうしてこんな急に。」と思ったでしょうし、蘇生していれば、手術は難しい場所とのことでしたから辛い治療が待っているだけだったのかもしれず、「アルフィはこの後の治療を拒否して逝ってしまったのだ」と思うようにしています。

それにしても、なんというタイミングだったかと思います。一週間前の同じ土曜日にはブログにも書いた13回続いた女子大の最後のチャリテイコンサートで、スタジオの貸し出しを含めての関わりを誰かにお願いするのは難しかったと思います。その後の忘年会のような打ち上げにも参加できたのでした。その一週間後にこんなことになろうとは夢にも思っていませんでした。

前日の25日は、6年ぶりに英国から9日間だけ帰国した友達と過ごして「スタジオのブログを始めたので、きょうのことを書くわね。スタジオのオープニングで司会してもらったことなども。」と話したりしていたのでした。アルフィが居なくなってから、時間が止まってしまったかのようで、荼毘にふしたのは28日なのに、もうずいぶん前のことのような気がします。一週間前の金曜日の今頃にはその友達と、久々の再会を喜び合っていたなんて信じられない気がいたします。
12月10日(土)ジャズライブのご案内
2016.11.24
11月の初雪は54年ぶりとか。きょうスタジオご利用の方に「雪で夕方のお帰りが心配です。日にちを変えてのご利用になさいますか?」と留守電へのメッセージとメール。でも後になって「平日のスタジオは空いているけれど、私自身の予定が詰まっているのだった。」と気がつきました。予定通り本日のご利用ということでホッ。

12月10日(土)のジャズライブのご案内をさせていただきます。6時開場、6時半開演。ワンドリンクつき3500円。ジャズピアノの岩崎良子さんは教会のパイプオルガニストでもあります。教会音楽とジャズと両方こなされるってすごいと思います。管家さん主催の岩崎さんのライブは好評でここ何年も続いています。いつも高木潤一さんのギターとの組み合わせにパーカッションなどゲストメンバーが入ります。今年はヴォーカルの府馬さんをお迎えします。府馬さんがプラネットに来られるのはこれで3度め。同じメンバーで渋谷のJZブラットでのライブを主催者の菅家さんが聞いてこられて素敵だったと話しておいででした。JZブラットは私も好きなお店で何度か行っていますが、遠い上に演奏開始が遅くて、いつも休憩時間に後ろ髪を引かれる思いで帰ってきます。スタジオで同じメンバーの演奏が聴けるって嬉しいことです。

同窓会 ミニ支部主催のチャリテイコンサート無事終了
2016.11.20
8月24日のブログに音大卒ではないことを書きました。その夏頃から私も幹事として、先輩たちと準備してきたチャリティコンサートが昨日無事に終了。昨年、「一階、もしくはエレベーターがあって靴のまま入れるような会場を探しませんか。」というご提案をさせていただきました。諸般の事情から13回目の昨日、チャリテイコンサートそのものが終了ということになりました。若い人も同窓会行事に入ってきてくださってはいますが、同じ顔ぶれの方が多く、スタート時から皆さん13歳年をとったことになります。「今年で最後と聞いたので何としても参加しようと思って。」と久しぶりにご来場くださったご高齢の大先輩もおいでで嬉しかったです。

「今年はリュートの演奏会」と決まったときにリュート独奏と思ったのでしたが、リュート奏者の
櫻田亨氏をお迎えして、櫻田氏のレッスンをうけているソプラノ歌手の方と同じくレッスンをうけているK先輩のリュートとリコーダー。リュート三重奏あり、リコーダーが入ったり、歌が入ったりの華やかな会になりました。櫻田氏はきょうはもう福岡での演奏とのことでお忙しい中、最終回となるチャリテイコンサートでの演奏をお引き受けいただけてありがたかったです。

同窓会の演奏会は、終了後に演奏家を囲んでのテイータイムがあって、そこで様々な質疑応答があるのも楽しみの一つ。「リュートで窓辺の下で恋人に愛の歌をなんていうこともあったのでしょうか?」という質問には、ヨーロッパは石畳だったり建物も堅牢で狭い路地裏みたいな街並みだと響きが良くて音も届くけれど、日本の木造家屋の二階屋では届かないかもしれませんね。」みたいなお話に一同笑ったり、和やかで楽しいひとときでした。演奏を聴いたあとにテーブルや椅子のレイアウトを変えて、まるで別会場に移ったみたいな雰囲気にしてしまう手際よさがすごいです。

「どうしてリュートを?」という問いに、K先輩が同窓会行事でお箏を弾く体験会があって「楽器演奏って楽しい!」と思われてリコーダーを始められて、その後退職されて(と言われたような?)時間ができてリュートも始められたようなお話で、リュートは2012年から習われているのだそう。まだ数年なのに堂々たる演奏で感服。「ギターをこの年で始めたのだもの上達しないのも仕方ない。」みたいに思っていた自分が恥ずかしくなりました。

13年の間には震災もありましたし、それぞれの同窓生のご家庭でもいろいろあったりしたことと思います。今年で終了は一抹の寂しさも当然ありますが、「つつがなく終えることができて良かった」と思います。感謝あるのみです。

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