月食 レオニダス北浦和店
2021.11.20
昨夜は月食、我が家はビルに囲まれていてお月様見えないので、スタジオのあるビルの7階から屋上にあがる踊り場に上がって見ました。眼下にヨーカドーの屋上のテニススクール始め街明かりがたくさん。何年も前になりますが、ハワイ島にすばる望遠鏡見学ツアーに出かけたとき見てきた月食を思い出しました。

このブログに書いたことがあったのかどうか‥、天体写真を撮る人たちと一緒だったので足元を照らすような明かりも(撮影の)邪魔になります。月が地球の影で覆われると付近は真っ暗、それこそ<鼻をつままれてもわからない闇>につつまれます。暗闇にぽっかり浮かぶ影のような月は本当に神秘的。月の周りには星もたくさん見えるのです。月食が終わるとまた満月の明るい光が戻り、周囲の星は見えなくなります。いにしえの人たちが「立ち待ち月」「寝待ち月」というように月の出を待ったことが、あの暗闇を体験するとよくわかる気がしました。

今私たちはものすごい速さで自転しながら太陽の周りをまわっている地球上にいるわけですが、生活に追われて宇宙の神秘を考えるマもなく暮らしています。こういう天体現象があるとちょっと厳粛な気持ちになりますよね。スタジオにplanetと名付けて、以前は「プラネットってどういう意味ですか?」と聞かれることもありましたが、今では番組名や施設名にプラネットとつくところが増えてきて聞かれることもなくなりました。

話とびますが、前回の日記で長野県には8つの県が接していることを書きました。その8つの県のいずれにもない(はずの)チョコレート店、ベルギー王室御用達のレオニダスを扱っているレストランで斎藤ホテルの高瀬渓谷ツアーのランチでした。でもパンフレット見たら埼玉県には唯一、北浦和にお店があるとのこと。北浦和に住んでいるお友達始め何人かに聞いてみたら知っていました。一度行ってみたいと思いながらようやく行ってきたところです。お友達が血糖値を上げないシュガーフリーのチョコレートがあることを教えてくださったのでそれを始めいくつか買ってみました。お高いチョコレートだと惜しみながら一粒いただいただけでやめられるのが良さそう。
鹿教湯温泉 斎藤ホテルに行ってきました
2021.10.16
前回の更新から1ヶ月半も経ってしまっていることに気がついてびっくり。緊急事態宣言あけて二週間たちました。

13日から2泊で鹿教湯温泉斎藤ホテルに行ってきました。斎藤ホテルでは宿泊客に<斎藤たより>という眺めているだけで楽しくなるような綺麗な写真満載のおたよりを送ってくださいます。斎藤駕籠屋というバスツアーを毎月いくつも企画していて、そのツアー先の景色などを紹介したもの。毎週金曜日の夜にはロビーコンサートと称するライブも行っていてその出演者の紹介なども。

いただいたお便りの中で、毎年人気という”高瀬渓谷の紅葉を見に行くツアー” を申し込もうと思ったら定員30人がすでに満席でキャンセル待ちとのこと。行けなかったら安曇野辺りに一人で出かけても良いしと、とりあえず予約。数日前にキャンセルが出たということで参加できることになりました。<斎藤たより>が届いた頃から三日ぐらいで3回のツアーが満席になったのだそうです。高瀬渓谷の翌日は上高地へのツアーで連日参加の人もかなりいるようでした。

今年は10月にはいっても夏のような暑さで、紅葉は遅れていて残念でしたが、8万個の石を(お城の城壁のような)野面積みにしたダムだけでも見応えありましたし、水をたたえたダムの向こうにちょこんと頭だけのぞいている槍ヶ岳なども見えました。高瀬ダムへはマイカーやバスの乗り入れはできず、地元の許可を得たタクシーだけが行けるので、ツアーでタクシー相乗りで連れて行っていただけて良かったです。斎藤ホテルのツアーは車内のガイドも毎回「そうなんだ〜」と思うような解説がたくさん聞けて楽しいです。長野県は周囲8つもの県に接していることも、このツアーで知ったのでしたし。我が埼玉県もちょっとだけですが接しています。皆様、8つの県、思い当たるでしょうか?

斎藤ホテルは温泉プール(ただおの温水ではなく温泉水)があること、トレーニングルームがあることなどで、股関節症の私は2007年から現代の湯治宿として利用するようになりました。当時、ロビーコンサートの企画や司会をなさっていた赤羽泉美さんは、その後プロのジャズフルーテイストに転向してご活躍。この秋に2枚目のCDをリリース、記念のライブも横浜でなさるとのことでご案内いただきました。斎藤ホテルのサロンコンサートで聴かせていただいた演奏者がスタジオに「初めまして」とこられて「いえ。斎藤ホテルで聴かせていただいています。」みたいなこともこのブログに書いたことがあったと思います。斎藤ホテルでは「お帰りなさい」とお客様を迎えてくださるので、故郷にかえったような気がします。

今回は、買い替えたばかりのスバルXVで行ってきました。行く時にカーラジオでたまたまつけた「大人のラジオアレクサンドリア/ロバートハリス氏DJ」というのがなかなか良くて、宿に着いてからネットで見てみたら深夜放送を聞いて青春を過ごした60代70代を対象にした番組なのだそう。そういえば若い頃、オールナイトニッポンとか、東京の下宿先でしか聞けなかったジェットストリームとか懐かしく思い出しました。

その番組の中で、ロバートハリス氏のお父様も講師をなさった<100万人の英語>がNHKの朝ドラのテーマになるということで見てみようと思っています。祖母、母、娘、3代にわたるラジオ番組との関わりを描いたドラマでタイトルはカムカムエブリバデイ。楽しみです。
自動演奏ピアノ WITH コロナ時代に
2021.08.31
8月もきょうで終わり。3月に契約して発注した自動演奏ピアノがようやく完成して届きました。受注生産なのだけれど現在は新規の受付をしていないそうです。半導体の工場が閉鎖だったり、コロナ禍でそういう分野も大変になっているのですね。

当初はスタインウエイの自動演奏ピアノの広告を見て、すでに亡くなられた著名な演奏家がスタインウエイで演奏したソフトがたくさんあるということで「名演奏が再現できる!」というのに惹かれたのでした。でもスタインウエイが自動演奏のピアノを始めてからまだ数年ということや、電気製品って冷蔵庫でも洗濯機でも10年ぐらいで壊れて買い換えるようなことですから自動演奏の装置がどのくらいもつのか不安。それに演奏家によっては自分のピアノを持ち込んだり専任の調律師を演奏会に連れていくようなこともありますから、厳密にはそういう演奏を再現できるとは言えないはず‥などと考え始めたら、一桁違ってしまう価格にも手が届かないですし、ヤマハのアップライトのピアノを家に置くことにしました。ヤマハは自動演奏ピアノを作り始めてから歴史があるので安心な気もいたします。


まだ届いたばかりで使いこなせていないのですが、このピアノで弾いたものをUSBに録音して再現することができるので、フルートの伴奏を録音していただいたら好きなときにピアノ伴奏でフルート吹けるわけですし、連弾パートを録音して一人で連弾を楽しむなど、使い方によって色々なことができそうです。内蔵曲もジャンル別にポップスやジャズ サントラなどたくさんあるほかにネットでダウンロードして追加することもできます。アンプスピーカーと繋いで、ドラムやベース、ヴォーカルなどはスピーカーからピアノだけ生音でということもできます。コロナ禍でライブを聴きに行くような機会も減りましたから、なんだか生演奏に飢えている感じで、ピアノだけでも生音で聴けるのが救いになりそう。


スタジオのご利用者の方たちから、スタジオでの演奏会のプログラムをいただいたのを大切にファイルしてきました。ファイルしきれないぐらいの数になったこともあって、スキャンして整理することにしました。整理始めてみたら「こんなにも大勢の方々にご利用いただいてきたのか。」と感慨深く、整理を始めなかったらこんな風にじっくり眺めかえすこともなくファイルし続けるだけになっていたかもしれないと思ったりします。「これだけ使っていただいいてきたのならスタジオの役割は十分果たした。」という気もしています。


WITH コロナの時代になると、客席数も半分にということになって、スタジオの客席数もマックスで25人、多くても30人程度。これではチケットを買っていただくような演奏会では採算が合わないし、発表会としても入りきらないことになります。今年の初めに発表会の会場が間際になって使用禁止になり急遽プラネットに変更してなさった方は4部に分けての発表会。急遽構成を変えて、そのためのプログラムも用意なさって‥ご準備がどれほど大変だったかと頭が下がりました。昨年コロナで中止したので今年はなんとしても‥と思われたのだそうです。


スタジオも、演奏会にも発表会にも使いにくいということになると、何か別の使い道を考えなければならないのかもしれません。人数の少ない練習会場などへの貸し出しにシフトしていくとか?他になにか有効活用できそうなことってあるものかしら?
2021.08.31 21:21 | 固定リンク | 未分類

- CafeNote -