鹿教湯温泉 斎藤ホテルに行ってきました
2021.10.16
前回の更新から1ヶ月半も経ってしまっていることに気がついてびっくり。緊急事態宣言あけて二週間たちました。

13日から2泊で鹿教湯温泉斎藤ホテルに行ってきました。斎藤ホテルでは宿泊客に<斎藤たより>という眺めているだけで楽しくなるような綺麗な写真満載のおたよりを送ってくださいます。斎藤駕籠屋というバスツアーを毎月いくつも企画していて、そのツアー先の景色などを紹介したもの。毎週金曜日の夜にはロビーコンサートと称するライブも行っていてその出演者の紹介なども。

いただいたお便りの中で、毎年人気という”高瀬渓谷の紅葉を見に行くツアー” を申し込もうと思ったら定員30人がすでに満席でキャンセル待ちとのこと。行けなかったら安曇野辺りに一人で出かけても良いしと、とりあえず予約。数日前にキャンセルが出たということで参加できることになりました。<斎藤たより>が届いた頃から三日ぐらいで3回のツアーが満席になったのだそうです。高瀬渓谷の翌日は上高地へのツアーで連日参加の人もかなりいるようでした。

今年は10月にはいっても夏のような暑さで、紅葉は遅れていて残念でしたが、8万個の石を(お城の城壁のような)野面積みにしたダムだけでも見応えありましたし、水をたたえたダムの向こうにちょこんと頭だけのぞいている槍ヶ岳なども見えました。高瀬ダムへはマイカーやバスの乗り入れはできず、地元の許可を得たタクシーだけが行けるので、ツアーでタクシー相乗りで連れて行っていただけて良かったです。斎藤ホテルのツアーは車内のガイドも毎回「そうなんだ〜」と思うような解説がたくさん聞けて楽しいです。長野県は周囲8つもの県に接していることも、このツアーで知ったのでしたし。我が埼玉県もちょっとだけですが接しています。皆様、8つの県、思い当たるでしょうか?

斎藤ホテルは温泉プール(ただおの温水ではなく温泉水)があること、トレーニングルームがあることなどで、股関節症の私は2007年から現代の湯治宿として利用するようになりました。当時、ロビーコンサートの企画や司会をなさっていた赤羽泉美さんは、その後プロのジャズフルーテイストに転向してご活躍。この秋に2枚目のCDをリリース、記念のライブも横浜でなさるとのことでご案内いただきました。斎藤ホテルのサロンコンサートで聴かせていただいた演奏者がスタジオに「初めまして」とこられて「いえ。斎藤ホテルで聴かせていただいています。」みたいなこともこのブログに書いたことがあったと思います。斎藤ホテルでは「お帰りなさい」とお客様を迎えてくださるので、故郷にかえったような気がします。

今回は、買い替えたばかりのスバルXVで行ってきました。行く時にカーラジオでたまたまつけた「大人のラジオアレクサンドリア/ロバートハリス氏DJ」というのがなかなか良くて、宿に着いてからネットで見てみたら深夜放送を聞いて青春を過ごした60代70代を対象にした番組なのだそう。そういえば若い頃、オールナイトニッポンとか、東京の下宿先でしか聞けなかったジェットストリームとか懐かしく思い出しました。

その番組の中で、ロバートハリス氏のお父様も講師をなさった<100万人の英語>がNHKの朝ドラのテーマになるということで見てみようと思っています。祖母、母、娘、3代にわたるラジオ番組との関わりを描いたドラマでタイトルはカムカムエブリバデイ。楽しみです。
自動演奏ピアノ WITH コロナ時代に
2021.08.31
8月もきょうで終わり。3月に契約して発注した自動演奏ピアノがようやく完成して届きました。受注生産なのだけれど現在は新規の受付をしていないそうです。半導体の工場が閉鎖だったり、コロナ禍でそういう分野も大変になっているのですね。

当初はスタインウエイの自動演奏ピアノの広告を見て、すでに亡くなられた著名な演奏家がスタインウエイで演奏したソフトがたくさんあるということで「名演奏が再現できる!」というのに惹かれたのでした。でもスタインウエイが自動演奏のピアノを始めてからまだ数年ということや、電気製品って冷蔵庫でも洗濯機でも10年ぐらいで壊れて買い換えるようなことですから自動演奏の装置がどのくらいもつのか不安。それに演奏家によっては自分のピアノを持ち込んだり専任の調律師を演奏会に連れていくようなこともありますから、厳密にはそういう演奏を再現できるとは言えないはず‥などと考え始めたら、一桁違ってしまう価格にも手が届かないですし、ヤマハのアップライトのピアノを家に置くことにしました。ヤマハは自動演奏ピアノを作り始めてから歴史があるので安心な気もいたします。


まだ届いたばかりで使いこなせていないのですが、このピアノで弾いたものをUSBに録音して再現することができるので、フルートの伴奏を録音していただいたら好きなときにピアノ伴奏でフルート吹けるわけですし、連弾パートを録音して一人で連弾を楽しむなど、使い方によって色々なことができそうです。内蔵曲もジャンル別にポップスやジャズ サントラなどたくさんあるほかにネットでダウンロードして追加することもできます。アンプスピーカーと繋いで、ドラムやベース、ヴォーカルなどはスピーカーからピアノだけ生音でということもできます。コロナ禍でライブを聴きに行くような機会も減りましたから、なんだか生演奏に飢えている感じで、ピアノだけでも生音で聴けるのが救いになりそう。


スタジオのご利用者の方たちから、スタジオでの演奏会のプログラムをいただいたのを大切にファイルしてきました。ファイルしきれないぐらいの数になったこともあって、スキャンして整理することにしました。整理始めてみたら「こんなにも大勢の方々にご利用いただいてきたのか。」と感慨深く、整理を始めなかったらこんな風にじっくり眺めかえすこともなくファイルし続けるだけになっていたかもしれないと思ったりします。「これだけ使っていただいいてきたのならスタジオの役割は十分果たした。」という気もしています。


WITH コロナの時代になると、客席数も半分にということになって、スタジオの客席数もマックスで25人、多くても30人程度。これではチケットを買っていただくような演奏会では採算が合わないし、発表会としても入りきらないことになります。今年の初めに発表会の会場が間際になって使用禁止になり急遽プラネットに変更してなさった方は4部に分けての発表会。急遽構成を変えて、そのためのプログラムも用意なさって‥ご準備がどれほど大変だったかと頭が下がりました。昨年コロナで中止したので今年はなんとしても‥と思われたのだそうです。


スタジオも、演奏会にも発表会にも使いにくいということになると、何か別の使い道を考えなければならないのかもしれません。人数の少ない練習会場などへの貸し出しにシフトしていくとか?他になにか有効活用できそうなことってあるものかしら?
2021.08.31 21:21 | 固定リンク | 未分類
オンラインレッスンのことほか
2021.07.30
東京はじめ全国的にコロナ感染者が増加。いつをピークに沈静化してくるのでしょう。先が全くみえないのが困ります。

Netflixでドラマを見始めたら続きが気になって何本か見てしまっております。テレビドラマだと続きがどんなに気になっても翌週の放送を待つしかないわけですが、Netflixではシリーズが5ぐらいまであって、それぞれのシリーズが20本ぐらいだといつまでも見終わらない感じです。ブラックリストという番組、まだコロナ禍の前に製作されたものだと思いますが、ウイルスがらみの犯罪をテーマにしたものが二本ありました。「こんなことが現実になってほしくはないけれど、何があってもおかしくはない時代」と思ったりいたします。

スタジオの絵を昨年南側の収納庫に移したことを書きました。高温と湿気は絵ばかりでなくお預かりしている楽器にも良くない気がして除湿機を購入して収納庫に置くようにしました。でも収納庫のドアを開け放しておくだけでも良かったかもしれないと思ったりしております。南側の日当たりの良い狭い収納庫だけだとドアをあけるとムッとするぐらい暑いですがドアを開け放しておくとスタジオ全体と均一になってれほど温度はあがらずに済むみたい。


「空間(部屋)が変わることもストレス解消につながる」と亡くなった母が言っておりました。暇になったスタジオで自分がピアノ弾いたりフルート吹いたりしながらそんな言葉を思い出しています。母の実家には<離れ>があって母屋から庭を通って子供たち(従姉妹たち)専用になっている離れがあるのは私の憧れでした。暇になったスタジオで自分の練習しながら「私にとっては<離れ>みたいなものかしら」と思ったりしております。ピアノのオンラインレッスンを大阪の友達に受け始めたことを書きましたが、フルートもオンラインレッスンを月に2回うけています。コロナ以前は車で30分弱ぐらいの所か春日部の先生のご自宅まで一時間近くかけて通っていましたが、オンラインでのレッスンになったら暑い中出かけなくて良いし、「コロナが終わってもこのままオンラインで良さそう。」と思ったりしています。ほんのわずか時間差があって二重奏などはできないのですが。


40年前に長谷川博先生からレッスンを受けたヘンデルのフルートソナタを今また見ていただいています。小説でも若い頃読んだのとは読み方が変わってくるように、「若い頃はよくわからずに音符だけおっていたなぁ」と思います。今のフルートの先生は私がフルート吹き始めた頃には生まれていなかったのではないかと思う若い先生ですが、フルートを吹いてきた時間となると私より長いだろうと思います。今の私は貯金を取り崩しているみたいな‥というのか若い頃音大受験生に混じって徹底的にエチュード吹いていたことが幸いして今でもなんとか吹けているような気がしています。若い頃は本当によく練習しておりました。浦和にきたばかりのころ、友達もいなかったし祖母との同居で出歩きにくかったし、素晴らしい先生に出会えたおかげでフルートに励めたのだと思います。今はちょこちょこっとしか吹いていません。スタジオに行くと、ピアノ弾いて、フルート、オカリナを吹いて、バランスボールなど足のリハビリをして‥みたいなことです。


オカリナを始めて3年目なのかしら? 始めたきっかけを書くと長くなるので略しますが、フルートを教えてくださっている先生が1時間のレッスンの中でオカリナも一緒にみてくださることに。私は別枠で教わるつもりでしたが、それまでと同じ受講料で45分フルート15分オカリナみたいなことでレッスン続けてくださることになってラッキー。フルートが吹けるとオカリナはゼロから始めるより、はるかにラクだと思います。オカリナの素朴な音色も気に入っています。


コロナで出歩けなくなって、「一人で楽しめる音楽があることで救われている」と思うこのごろです。
2021.07.30 11:13 | 固定リンク | 未分類

- CafeNote -