オンラインレッスンのことほか
2021.07.30
東京はじめ全国的にコロナ感染者が増加。いつをピークに沈静化してくるのでしょう。先が全くみえないのが困ります。

Netflixでドラマを見始めたら続きが気になって何本か見てしまっております。テレビドラマだと続きがどんなに気になっても翌週の放送を待つしかないわけですが、Netflixではシリーズが5ぐらいまであって、それぞれのシリーズが20本ぐらいだといつまでも見終わらない感じです。ブラックリストという番組、まだコロナ禍の前に製作されたものだと思いますが、ウイルスがらみの犯罪をテーマにしたものが二本ありました。「こんなことが現実になってほしくはないけれど、何があってもおかしくはない時代」と思ったりいたします。

スタジオの絵を昨年南側の収納庫に移したことを書きました。高温と湿気は絵ばかりでなくお預かりしている楽器にも良くない気がして除湿機を購入して収納庫に置くようにしました。でも収納庫のドアを開け放しておくだけでも良かったかもしれないと思ったりしております。南側の日当たりの良い狭い収納庫だけだとドアをあけるとムッとするぐらい暑いですがドアを開け放しておくとスタジオ全体と均一になってれほど温度はあがらずに済むみたい。


「空間(部屋)が変わることもストレス解消につながる」と亡くなった母が言っておりました。暇になったスタジオで自分がピアノ弾いたりフルート吹いたりしながらそんな言葉を思い出しています。母の実家には<離れ>があって母屋から庭を通って子供たち(従姉妹たち)専用になっている離れがあるのは私の憧れでした。暇になったスタジオで自分の練習しながら「私にとっては<離れ>みたいなものかしら」と思ったりしております。ピアノのオンラインレッスンを大阪の友達に受け始めたことを書きましたが、フルートもオンラインレッスンを月に2回うけています。コロナ以前は車で30分弱ぐらいの所か春日部の先生のご自宅まで一時間近くかけて通っていましたが、オンラインでのレッスンになったら暑い中出かけなくて良いし、「コロナが終わってもこのままオンラインで良さそう。」と思ったりしています。ほんのわずか時間差があって二重奏などはできないのですが。


40年前に長谷川博先生からレッスンを受けたヘンデルのフルートソナタを今また見ていただいています。小説でも若い頃読んだのとは読み方が変わってくるように、「若い頃はよくわからずに音符だけおっていたなぁ」と思います。今のフルートの先生は私がフルート吹き始めた頃には生まれていなかったのではないかと思う若い先生ですが、フルートを吹いてきた時間となると私より長いだろうと思います。今の私は貯金を取り崩しているみたいな‥というのか若い頃音大受験生に混じって徹底的にエチュード吹いていたことが幸いして今でもなんとか吹けているような気がしています。若い頃は本当によく練習しておりました。浦和にきたばかりのころ、友達もいなかったし祖母との同居で出歩きにくかったし、素晴らしい先生に出会えたおかげでフルートに励めたのだと思います。今はちょこちょこっとしか吹いていません。スタジオに行くと、ピアノ弾いて、フルート、オカリナを吹いて、バランスボールなど足のリハビリをして‥みたいなことです。


オカリナを始めて3年目なのかしら? 始めたきっかけを書くと長くなるので略しますが、フルートを教えてくださっている先生が1時間のレッスンの中でオカリナも一緒にみてくださることに。私は別枠で教わるつもりでしたが、それまでと同じ受講料で45分フルート15分オカリナみたいなことでレッスン続けてくださることになってラッキー。フルートが吹けるとオカリナはゼロから始めるより、はるかにラクだと思います。オカリナの素朴な音色も気に入っています。


コロナで出歩けなくなって、「一人で楽しめる音楽があることで救われている」と思うこのごろです。
2021.07.30 11:13 | 固定リンク | 未分類
近況
2021.06.30
月に一度ぐらいはブログを更新しようと思いながら、あっというまに時間が流れていきます。スタジオの利用頻度は減っていますが、もともと脚の具合が悪くなったときに、調律師さんに貸し出しの代行をお願いしたことで、貸し出しのペースを大幅に減らしておりました。脚の状態がちょっと改善したのでまた元のような貸し出しをぼちぼち再開し始めたところにコロナ騒動。ご利用が大幅に減っているのはコロナのせいばかりでもありません。年齢的に定年退職するような年でもありますから、「世間の人が退職したら週に1.2度出社するようなペース」と同じようで「今の私にはこれぐらいでちょうど良いのかもしれない。」と思ったりしているところです。

スキーをしたりフラメンコまで踊っていたような私が足に異変を感じ変形性股関節症と診断されたのは何年前になるのかしら? <人工関節にしない保存療法>で診てくださるという石和(山梨)の富士温泉病院に月に一度ぐらいのペースで診察とリハビリに通っておりました。富士温泉病院が昨年初めのクルーズ船のコロナ患者の受け入れを始めた最初の病院だったことをかなり後になって知りました。私は昨年の1月に行ったきり「コロナ患者受け入れの病院になった」という話を聞いて「敢えて今行かなくても。コロナが終息してから。」と思って予定していた検診をキャンセルしました。昨年暮れに(手術が主流の中で)保存療法で診てくださる稀有なお医者様ということで全国の患者さんから慕われていた富士温泉病院の矢野先生が突然亡くなられてしまい、患者の私たちは呆然。


昨年のクルーズ船のコロナ騒ぎの頃は「まぁ、お気の毒」と思いながらニュース見ておりました。最初の緊急事態宣言でゴールデンウイークまで我慢すれば夏ぐらいには良くなるのかと思ったのでしたが、一年経ってもこんな状態とは予想もしませんでしたよね。オリンピックも一年延期すればなんとか穏便に開催できるのかと思ったのでしたが、今は「オリンピック後に日本はどうなっているのだろうか?」とハラハラしながら過ごすような日々です。


股関節症の方は某トレーニングジムから独立なさった良いパーソナルトレーナーをご紹介していただいて、富士温泉病院の理学療法士さん並みの指導をうけることができるようになってラッキー。一度は暇にしているスタジオプラネットに来ていただいて床にマットを敷いて指導を受けました。「大きな鏡があっていいですね。ご家庭の姿見だとこんなに映らないですから。」それ以来、家でかさばっていたバランスボールはスタジオにそのまま置いてあって、スタジオに行くとピアノを弾いたりフルート吹いたりする前後に、教えていただいた運動をしてみております。


股関節症のリハビリということで(ウマ年に)始めた乗馬も続けていて、当初、越生の乗馬倶楽部に通っておりましたが、今は伊豆下田乗馬倶楽部に月に1度ぐらいですが通っています。こちらはセンタードライデイングという<人にも馬にも優しい乗り方>でレッスンしてくださるのが大きなポイント。南伊豆の自然の中でキジの鳴き声を聞いたり時には姿を見たり。東京駅からの踊り子号への乗り換えは浦和からの列車が着く同じホームなので一度乗り換えるだけですから便利。往復に時間はかかりますが、以前は読書タイム、今はNetflixでダウンロードした映画やドラマをi-padで見ながら通っています。日頃なかなかまとまった時間とれないのでこれはこれでヨシと思うようになりました。首都圏から通っている人が多くて、中でも埼玉県組が一番多いです。秩父から通っている人がいたのも私が会員になる決め手になりました。それだけ魅力のある内容のレッスンと雰囲気ということだと思います。


そんなこんなで日々暮らしております。皆様もどうぞ気をつけてお過ごしくださいますように。
ピアノオンラインレッスン
2021.05.08
大阪でピアノを教えている友達がコロナ禍でオンラインレッスンを始めました。離れていてもレッスン受けられるわけですし、3月から月に2回ぐらいのペースでレッスンしていただいています。ラインの近況報告のようなことでのつながりから画面越しにでも会えるようになって嬉しく思っているところです。

彼女は小学校4年生の時に仙台の小学校に転入してきて、卒業と同時に関西に転出。5年6年は別のクラスだったのに仲良しでいられたのは、家が近くてよく一緒に遊んでいたから。当時、少女漫画の<りぼん><なかよし>というのがあって付録についてきた便箋や封筒を大事にとってあったのだけれど、転出していった彼女との文通にだけ、その大切な便箋で手紙を書いておりました。大阪万博には声をかけていただいて数日泊めていただいたり、何年に一度か会ってきました。東日本大震災の後に「会いたい人には会っておこう」と大阪に会いに行ったとき「人生の最初の頃に、こんなにも素晴らしい人と出会っていたのだ。」と気がついたようなことでした。

私はピアノは小学校2年生で習い初めて、ツエルニー30番ぐらいで、引っ越したのを機にレッスン終了。‥というのかいき詰まって弾けなくなっておりました。その後も大人になって何度か習ってみたものの続きませんでした。今回、「もっと早くに彼女から習えていたら。」と思いました。「子供の頃に彼女のような先生に出会っていたらピアノも落ちこぼれなかったかもしれない」と思ったり。彼女の話だと「経験を重ねてきた今だから、この教え方になっている」とのこと。

小学校の時「こんなふうに弾くようにと教わった」と机の上で弾くまねをしてみせる彼女を見て「私はそんなこと教わっていない。ちゃんとした教え方じゃないのかもしれない。」と思ったことが印象にのこっています。笑い話みたいですが、ピアノ習い始めた頃、買ってもらったのは足踏みオルガンでした。同じ鍵盤楽器とはいえタッチもなにもあったものじゃありません。最初の発表会のあとに母が「オルガンじゃだめ。」と気がついたとのことで、ピアノを買ってもらいました。そのピアノはスタジオを始めたときに知人のお嬢さんに差し上げました。

今回、アップライトの自動演奏のピアノを自宅用に予約。昨年暮れに申し込んで納入は秋の予定です。「スタインウエイの自動演奏のピアノが出た」ということを知って、「スタジオのご利用も減ってしまったし、演奏会で生の演奏を聴く機会もコロナ禍で無くなってしまったし、この際、自動演奏のピアノに入れ替えて往年の著名な演奏家のピアノ演奏を聴けたら良いかもしれない。」と思ったことがきっかけ。それからいろいろな人の意見を聞きました。それだったらオーデイオの良いのを揃えた方が、性能のよいケーブルに変えるだけでも全然違うというマニアックな人の意見もあったり。自動演奏のピアノについては書き始めると長くなるので、またの機会に。

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