スタジオを長年ご利用くださっていたピアノの先生から、「このコロナで生徒も減ってしまったし高齢になってきたこともあるしピアノ教室をやめることにしました。長い間お世話になりました。」というご挨拶をいただきました。11月の決まった日にご利用くださっていて半年前の予約開始日の5月1日に毎年きっちりお申し込みくださってきた方でした。今年は5月にお申し込みがなかったけれど、「まだ感染症の先が見えないから様子をみながら7月か8月ぐらいにお申し込みいただけるのだろうか。」と思っていたところでしたのでショックでしたし大変寂しく思いました。「ひとつの時代が終わった」という感じがして。
ピアノは自分の楽器でレッスン受けるわけではなくて何人もの生徒さんたちが先生宅のピアノを触るわけですし、先生もお手本で弾いてみせたりするのに近くに座るのでしょうし、音量もありますから窓を開けてというのも難しいでしょうし、この感染症の中でレッスンを続けるのは難しいですよね。。私の同級生でピアノの先生をしている大阪の友人はZOOMを使ったオンラインレッスンをしていて、最近ではフェイスシールドをしてレッスンしたりもしているのだとか。レッスンそのものもですけれど、通うのに混んだ電車やバスに乗るのもちょっと考えてしまうようなことですものね。
先日、スタジオのピアノの定期調律をしていただきました。例年ですと調律をつけてのご利用があるので度々調律にはいっていただくのですが、ここのところご利用がないので、梅雨明け近くの時期に調律していたいたようなことでした。調律師さんからは「硬い音だったのが柔らかい良い響きになったのにご利用が無いのは残念。」誰かピアノの上手な人に弾きに来てもらうようにお願いしてみようかしらと思いながら、昨日たどたどしいながらピアノ弾いてみたところです。
三密を避けるとなると、もともと50人前後の会場の客席を減らしたら20人ぐらいになってしまうでしょうから、演奏会でのご利用は感染症収束まで無理そう。<ネット配信するような演奏を録画するような場面でのご利用>でもあったらと願っているところです。
スタジオはキャンセル続きで、新規のお申し込みはほとんどありません。「例年だとクリスマスのお申し込みが入る頃なのに。」と思っていたところに、スタジオを始めた頃からのご利用者の方から12月20日のお申し込みが入りました。でもスタジオの申し込みフォームのエラーが出るとのこと。ホームページでお世話になっている方に診ていただいているところです。
スタジオは個人利用の方に細々と貸し出しを続けている状況です。来週から我が家のリフォーム工事が始まるので、家具の移動始め荷物の整理が大変。海外旅行用の鞄やら衣装ケースやらに詰め込んだのをスタジオの楽屋にたくさん並べて置いてあります。スタジオに置けなかったら街中でみかけるトランクルームのようなところを借りなければならなかっただろうと思います。コロナの影響下でスタジオのご利用がないので可能なことです。我が家で使っていた鎌倉彫りの姿見も控え室に持って行ってあります。代わりにスタジオでこれまで使っていた軽い姿見を自宅に持ってきました。鎌倉彫りの鏡は場所をとるのでリフォームが終わってもそのままスタジオに置くことにしようかと思ったりしています。リフォームは7月25日に終了予定。終わったら大量の荷物をまた自宅の方に運んで来なければなりません。外出自粛期間は終了していますが、我が家は職人さんの出入りでまたステイホーム月間になりそうです。
関西方面は本日制限が解除されましたね、埼玉は目標の10万人あたり0、5人以下を満たしていても首都圏として東京神奈川と一緒にまだ自粛が続きます。
プラネットもここのところずっと休業状態
ステイホームでアマゾンプレミアで海外のドラマなどを見ています
昨夜見たコールドケースではエターナルフレームという曲が流れていました。これは1995年のスタジオのオープニングの時、フラワーアレンジ展でスタジオを飾っていただいた展示のBGMとして繰り返し流したオルゴールのCDの冒頭の一曲