さいたま市上空を羽田への航空機が
2020.02.11
前回書いたシンフォニーオブユニバース二作をその後また見に行き、週末だけの上映でしたので「また翌週も二作見に行こう」と思った時点で、新型コロナウイルスがニュースに取り上げられるようになり、成田方面へ乗り換える日暮里駅の雑踏は避けたほうが良いだろうと思って行くのを断念しました。これはいつになったら鎮静するのでしょう。

羽田空港の離着陸が増えることにともなって、さいたま市上空を飛行機が飛ぶことになった際の騒音などの説明会があってサウスピアに行ってきました。さいたま市上空を通るのは南風の時だけとのこと。<私の聞き間違いでなければ>北風のほうが多くて南風は4割ぐらい。そのうち曇りというのか、パイロットが目視しての曇りのときのみで3時から5時と限られた時間なので上空を飛ぶ機会はごく少ないような説明でした。騒音をヘッドホンで聴ける装置が並んでいて地域を選べるようになっていて「さいたま市浦和区」ということで確認してきました。


懸念したのはバイオリンやギター演奏のピアニッシモが航空機の轟音でかき消されるようなことがある場合、スタジオの貸し出しに差し障るのではないかということ。ヘッドホンで聴く音は屋外、部屋の中、二重窓などいくつかあってスタジオは遮音のため二重窓ですし「問題なさそう」ということでホッとしました。


先日、テスト飛行だったのか、上空を何機も轟音とともに大きな航空機が頭上を飛んで、知人は「機体の文字がよめるぐらいでびっくりした。」と話していました。どの程度の文字がみえたのかまで聞かなかったのですが、確かに<JAL>ぐらいのことだったら見えるのかもしれないと思ったぐらい大きかったです。お天気の良い日に空高く飛んでいる飛行機や飛行機雲に気がつくことがあってもハエぐらいの大きさ(?)にしか見えませんが、先日の浦和上空を飛んでいる飛行機は鳩ぐらいの大きさに見えました。落下物があったらコワイと思ったりもしました。


話まったく変わります。スタジオのマイクはコードレスではなくて長いコードがついていて、使おうと伸ばすとコードが絡んでいつもひと仕事になってしまうのですが、YOU-TUBEでからまない収納方法を紹介しているサイトがいくつかあるのに気がつきました。どれも同じで、一回巻くごとにひねるみたいにする方法。同じ方向に巻いていくと絡むのは必然だったみたい。もっと早く知っておきたかったと思っています。

シンフォニーオブユニバース 見てきました
2020.01.09
あっというまに松の内もすぎて1月も月半ば、早いです。お正月に葛飾のプラネタリウムで過去に製作したシンフォニーオブユニバースを上映しているのを見てきました。

この作品は<ガリレオが望遠鏡で夜空を見上げて400年の節目>である2009年に第1番が製作され、その後10番まで作られています。この1月に1番から3番までと7番から10番までが週末などに再上映されています。宇宙の映像も素晴らしいですが、楽曲も背景の映像に合って素晴らしいです。ガリレオが木星の衛星を見つけた話題ではホルストの<惑星/木星>を月の話題ではドビッシーの<月の光>という具合です。一般的に音響はスタジオ製作したものをそのまま使うことが多いのだけれど、この番組では製作したものをプラネタリウムの中に一度機材を持ち込んで音響の確認などをして丁寧に仕上げられたものなのだそうです。音楽も星も大好きな私には最高の作品。DVDが発売されるようなら手元においておきたいぐらいです。夜空のように見上げる映像と、自宅のテレビ画面で見るのでは印象もまた違うのかもしれないと思いながらも。

映画のようなことですから音楽とともに解説も録音されているのかと思ったのですが、映像の方も生解説なのかしら? 番組の途中に「今夜の星空」を解説するコーナーがあってそこは確実に生解説。私は第1話から第3話まで30分の休憩をはさんで見ながら「今夜の星空については3回も同じ解説を聞くことになりそう。」と思ったのでしたが、解説をする担当者によってそれぞれ異なった内容で素晴らしかったです。

私も何年か前の<星のソムリエ>デビューのとき、外で星空を見上げる観望会の前に「今夜の星空」の解説を室内でしたりしたこともあって、ひととおりの季節の星空の解説はできるのですが「とてもこんな風にはできない」と感服しました。例えばオリオン座のベテルギウスが暗くなってきているという最近の話題も取り込んで「こんな風に見えています。」と明るさを変えたり、星の死(超新星爆発)を迎えてなくなると今は綺麗に見えているオリオン座の右肩にあたる部分がなくなって何とも寂しい形になることも実際に投影したりみたいな。

街中では天の川も見えなくなっていますし、天文同好会をやめてから<降るような星空>を見上げる機会もなく寂しいのでたまにプラネタリウムに出かてみたりしていましたが、星座の解説だけのところが多いようで感激するまでのことはないのですが、昨年一度出向いて生解説を聞いてすっかり葛飾プラネのファンになり年間パスポートというのを購入しました。それなのにずっと行けなくて、ようやくお正月に出向いたようなことでした。

先日、天文同好会時代の知人に久しぶりに会ったのですが、シンフォニーオブユニバースのどれかを見たことがあるけれど印象に残っていないとのことでした。人によって好みは異なりますものね。私は3番目の作品で1977年に打ち上げられたボイジャーが暗い宇宙の中の旅をまだ続けていて、太陽系をぬけていくのに4万年かかるということ、「そのボイジャーから今私たち地球の方を見たらこんな風に見えるはず」という場面で涙しました。

ネットで見たらボイジャーに積んであるゴールデンデイスクは異星人に向けて以下のメッセージが刻まれているのだそうです。「私たちの死後」という言葉の中に「人類も宇宙の長い時間の中でほんの一瞬登場しただけで滅んでいくのかもしれない。過去に地球上で栄えた恐竜たちのように。」という思いを重ねてしまいました。

「これは小さな、遠い世界からのプレゼントで、われわれの音・科学・画像・音楽・考え・感じ方を表したものです。私たちの死後も、本記録だけは生き延び、皆さんの元に届くことで、皆さんの想像の中に再び私たちがよみがえることができれば幸いです。」



you-tubeではシンフォニーオブユニバースの  全作品のさわりの部分だけみることができます。ぜひ葛飾プラネで本物をご覧になっていただきたいです。
浦和の中銀座ほか
2019.12.14
前のブログを書いてからあっというまに2ヶ月も過ぎてしまいました。前のブログ、浦和を紹介したテレビ番組で放映されたのだったかどうかさだかではないのですが、浦和には<中銀座>というアーケードになっている地元では有名な商店街があります。私が浦和に来た頃にはお魚屋さんが二軒あって金沢の近江市場みたいではないにしても活気のある商店街でした。それがいつのまにか次々と間口の小さな立ち飲み屋さんのようなお店に代わってしまって、今残っている昔からのお店はおでん種の増田屋さんだけ。マスコミにも何度も取り上げられて全国配送もしているお店ですが、中銀座の解体を機にやめてしまわれるのだそうです。ネットで見てみたら中銀座の建て替えの話は3今年の月ぐらいから話題になっていて増田屋さんはその中では「まだ先のことは決めていません」と話されていました。2月に閉店なさるようです。

スタジオの近くということではカメラのキタムラも閉店のご挨拶状がきました。こちらも名称は変わったものの30年ぐらいカメラ屋さんでした。カメラが趣味だったドラマーのジミー竹内さんがカメラの(当時は)キムラに寄りながら我が家の玄関先に時々ひょっこり現れたことを懐かしく思い出します。

「あっというまに2ヶ月過ぎてしまった」と書きましたが「いったい何をしているのだろう?」と我ながら思います。先月末に義姉妹4人でのランチ会が日比谷のミッドタウンであった時、「有楽町駅で降りるのはいつ以来かと思う。」と言ったら驚かれてしまいました。私ぐらいの世代の人は観劇やお買い物に頻繁に出かけるのかもしれませんが、考えてみたら銀座も春にアップルストアに一度行っただけです。

「3ヶ月間24時間何をしているか書き出す」というのをネットで見て、つづくかどうかわからないけれど始めてみたところです。例えば昨夜は何をしていたかというと、スタジオを演奏会や発表会でご利用くださっているだけではなく、ちょっとだけスペイン語を習ったりもしたことがある細川侑乃さんが出演する演奏会を聴きに出かけておりました。音楽教室でご一緒の方々と5人での演奏会を要町の現代ギターで。ギター3人 フルートと ウクレレという編成。ソロだけでなくいろいろな組み合わせの演奏があってとても楽しかったです。プホールの<5つの職人気質の小品>という初めて聴いた曲もすごく気に入りました。プホールの曲は高木綾子さんのフルートと福田進一さんのギターの<海へ>というCDに<ブエノスアイレスの雲>と<古き良き時代のカンドンベ>の二曲入っているのしか知らなくて、もっとアンテナを広げなければ‥と思いました。ネットでプホールを見たらプジョールと日本語のwikipediaにありました。スペイン語でjoはホなのに‥。私が大好きだったメキシコの国民的な歌手、Jose Joseが亡くなったこともブログに書こうと思いながら書けないままです。次回はホセホセについて書かなくちゃと思います。

マリアデユオの生徒さんの発表会に都内に出かけたりもしておりました。こちらはギターとウクレレ。プロの演奏会とはまた違ったドキドキワクワクの本番を迎える生徒さんたちの晴れ姿というのも良いものですよね。きょうの午前中は、先月、義理の姉のマンドリン/ギター演奏会があったのに聴きに行けなくて、先日送っていただいた演奏会を録音したCDの感想をメールするのに手間どっていました。音楽を聴いた感想を言葉にして書くって難しいです。こちらも加藤城浩氏という作曲家の八分の五拍子の大曲などがあって、こういう機会でもないとなかなか聴けない、自分が知らない現代の作曲家の良い曲もたくさんあるのだとあらためて思います。

24時間何をしているかというのを時間軸の表にまとめながら色分けしています。(私の場合、睡眠は緑、趣味はオレンジみたいに)3ヶ月つけなくても、1ヶ月でも続ければ客観的に自分が何をしているのかわかって良いかしらと思っています。
2019.12.14 14:25 | 固定リンク | 地元の話題

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